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ブラックボックステスト

ブラックボックステスト

読み方:ぶらっくぼっくすてすと

  

ブラックボックステストとは

テスト手法の1つで、システムの内部的な動きを考慮に入れず、出力の結果だけに注目するテストのことです。システムの利用者にとっては、システム内部でのデータの受け渡しは目で見ることができないので、そのシステムをブラックボックス(中身が見えない箱)に見立ててこう呼んでいます。

 

対義語は、「ホワイトボックステスト」と言い、システム内部での処理やデータ受け渡しの過程に注目するテストのことを指します。

 

ブラックボックステストの特徴

  • 結果だけに注目すること
    入力したデータに対してどのような結果が出たか、ということを確認します。

     

    例)
    税抜価格を入力すると、税率10%の場合の税込価格を計算するシステムに対し、ブラックボックステストを行った。税抜価格:¥100 を入力したところ、税込価格:¥110 と出力されたので、このテストを合格と判断した。(消費税の計算過程などに着目しない)

  •  

  • ユーザーの目線に近い
    ユーザーがサービスを利用するとき、システム内部での計算やデータの受け渡しの流れをユーザーは見ることができません。なので、結果だけに着目するブラックボックステストはユーザーがシステムを使う状況に近いと言えます。
  •  

  • ホワイトボックステストと合わせて行う
    基本的に、ブラックボックステストはホワイトボックステストと合わせて行います。なぜなら、結果だけを見るブラックボックステストでは、システム内部で起きている不具合に気づけないことがあるためです。

     

    システム全体の品質を保証するためには、内部の動きに着目したホワイトボックステストとセットで実施する必要があります。

     

    1つ目の例で言えば、どのような過程で 税込価格:¥110 となったのかを確認するため、システム内部コードの税込価格の計算式や消費税部分の金額を確認する、といったテストを行います。

 

「ブラックボックス」という言葉をめぐる議論

近年IT業界では、人種差別を彷彿させる言葉を、新たな言葉へと言い換えるムーブメントが起きています。

 

例えば、アクセスを許可しないものたちをまとめた一覧を” black list ”、反対に許可するものの一覧を” white list ”と呼んでいましたが、” black(黒)”に否定的な意味や危険なイメージを与え、” white(白)”には肯定的な意味や安全なイメージを与えることは、人種差別的なニュアンスを含んでしまうとして、これらはそれぞれ “ block list(遮断リスト)”、” pass list(通過リスト)”などに言い換えることが推奨されています。

 

この例のように、今後は” black-box(≒黒い箱)”と” white-box(≒白い箱)”という表記は避けたうえで、「中身が見えるか見えないか」ということに注目して、それぞれを” closed-box(閉じた箱)”、” clear-box(透き通った箱)/ glass box(ガラスの箱)”と言い換えることが提案されています。

 

参考:

 

 

関連用語

ソフトウェアテスト
テスト技法
ホワイトボックステスト
経験ベースのテスト

 

 

<執筆・監修>
アルサーガパートナーズ株式会社 DX技術用語集制作チーム QA Div.

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