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【連載第28回】社内転職でキャリアを磨く。サーバーサイドエンジニアからAndroidエンジニアへ

2021.10.11

  • ストーリー
  • 人をつくるアルサーガ。
  

Androidエンジニア 小田さん アイキャッチ

働き方が見える「人をつくるアルサーガ。」連載第28回は、Androidエンジニアの小田が登場!

多様性を尊重する当社では、会社を辞めることなく職種を変更できる「社内転職制度」を導入しています。自身の成長のため、新しいキャリアを築くことのできる人気の社内制度です。

今回は、この制度でサーバーサイドエンジニアからAndroidエンジニアへ転身を遂げた小田に、社内転職に至るまでの道のりや異動のメリットについて聞きました。

きっかけは社内で際立つアプリdiv.の存在

――サーバーサイドで入社し、早い段階でAndroidエンジニアを目指した理由は何ですか?

小田:最初はアプリdiv.に興味を持ったのがきっかけでした。

2021年の1月頃、メンバーの有志の活動でQiita会(Qiitaに執筆する活動)が実施されていたり、面接担当ではないメンバーが会社紹介をしたりと、積極的な活動が盛んに行われていました。そして、その活動の中心にいたのがアプリdiv.のメンバーだったんですよね。

そういった活動の様子はアルサーガの中でひときわ輝いて見え、積極的に活動するメンバーの多いアプリdiv.について気になるようになりました。

ただその当時、アプリdiv.のメンバーとはほとんど関わりがなく、どのようなチームなのか分からなかったので、まずはメンバーへ直接話を聞いて回りました。

その中で「アプリ開発は楽しいよ」というお話を聞き、自然とアプリエンジニアについても興味を持つようになりました。自身がAndroidユーザーということもあり、Androidエンジニアを目指してみようと勉強を始めました。

――サーバーサイドの実務がある中、どのようにアプリの勉強をしていたのですか?

小田:まずは、面接時に出している課題と同じものを作ることから始め、終業後や土日、あとは朝早く会社に来て勉強していました。

その頃は他の趣味も特になかったので、開発が趣味と言えるほど毎日のように開発をしていましたね。なので、課題のアプリはすぐに作り終えることができ、その後は教科書を読み進めたり、動画を見ながらサンプルアプリを作ったりを繰り返していました。その生活は1ヶ月程続けていました。

――その継続力すごいです…!

――社内転職では面接はありましたか?

小田:もちろんあるのですが、僕が異動を希望した当時、 Androidエンジニアが足りていない状況で、少しでも早く戦力になることが重視されていたため、面接はありませんでした。ある意味、運良く入ることができました。

――救世主ということですね!

異動を通して知る、サーバーサイドとアプリの違い

――アプリdiv.に配属されて半年とのことですが、サーバーサイドの頃と何か違いを感じることはありますか?

小田:まず、サーバーサイドの時と求められているものが違うと感じています。

Androidエンジニア 小田さん

アプリエンジニアの業務範囲はUIにも関わります。ユーザビリティを損なう仕組みをつくってしまうとユーザーが離れてしまうため、よりUIについてシビアに考えなくてはいけないなと。

これは、サーバーサイドの業務範囲にも言えることではありますが、サーバーサイドの場合はユーザーからは目に見えない部分の設計、制作がメインです。アプリは目に見える分、さらに意識する必要があると考えるようになりました。

二つ目は、これまで扱っていた言語と今扱っている言語の違いが大きいことです。

サーバーサイドではPHPという言語を使用していましたが、今はKotlinという言語を使っています。Kotlinには型があるので、型というものをまず認識して学習しなければいけませんでした。

――型とはなんですか…?

小田:型とは、データの種類で数値型や文字列型などがあります。その型には何でも入れられるわけではなく、決まったデータを入れなければなりません。

Kotlinは、型という縛りを入れることでデータの形式を厳しく制限することができ、意図しない変更が起きたり、バグがどこで起きたか分からないといったようなことを防ぐことができます。

――制限がある分、安全性が高くなるんですね!

小田:そうですね。これまではその型という概念がなかったので、最初は覚えるまでにとても苦労しました。

――アプリはUIと関わりが深いとのことでしたが、デザイン面の勉強も必要になってくるのでしょうか?

小田:見た目の美しさよりもUX(顧客体験)を追求するための知識が必要になってくると思います。

例えば、アプリの画面でこのボタンをタップしたときにこのイベントが発生したら、この表示をさせるのが自然な流れである。といったお決まりのようなものがすでにあるので、そこから逸脱していると使いにくいアプリと思われてしまいます。そうならないために、UXの知識を習得する必要はあると思っています。

また、先方から要望を受けた処理内容をそのまま実装してしまうと、Webアプリのようになってしまう場合があるので、「ネイティブアプリの場合はもっとこうした方がユーザーが使いやすくなると思います」とUXを意識した提案をすることも大事ですね。

――お客様に積極的に提案もしているのですね!

――サーバーサイドの経験が役に立っていることはありますか?

小田:ありますね。特にAPI周りやクラウドサーバーを構築する時などに役立っています。

また、サーバーサイドの実装経験がある分、前述の通り、Webアプリだとこうなるというのが分かるので、ネイティブアプリにそのまま適用すると良くないといった判断ができるのもこれまでの経験が役立っていると思います。

このように社内転職では、新しい職種に挑戦しながらもこれまでの経験や今ある環境を最大限に活かすことができると思っています。さらにそれを自社内で還元できるのは社内転職の魅力の一つかもしれません。

キャリアを磨くには社内転職が一番の近道

――サーバーサイドとアプリの知識がついた今、今後どちらも幅広くやっていきたいという気持ちですか?

小田: 僕は尖ったものを一つ決めたいと思っています。

Androidエンジニア 小田さん

今実際に手を動かしているタスクが一番になるので、どうしても過去にやっていた言語は忘れやすくなり、扱っていた当時ほどのパフォーマンスは出せなくなってしまうんですよね。

なので、幅広く並行して経験を積むのではなく、どの領域で尖っていくのかを決めるために、サーバーサイドやフロントエンド、アプリなど、それぞれの領域を経験してみるのはいいかなと思っています。

――小田さんは今後、他の領域も挑戦する可能性はありますか?

小田:僕はサーバーサイドかアプリのどちらかですね。

アプリにおいては、今や日本人のほとんどがモバイル端末を持っているので、それに特化したアプリを作ることの市場価値の高さを感じます。

また、IT人材の中でもAndroidエンジニアが特に不足していることから、将来性を考えても狙い目かと。

一方、フロントエンドは技術のトレンドがすぐに変わってしまう部分で厳しいと感じました。Androidもトレンドはよく変わりますけどね。。
あと、個人的にJavaScriptに苦手意識があります。。

JavaScriptは、オブジェクト指向的でなかったり、グローバル変数が多用されたりと、ルールに沿ってコードを書きたい僕にとっては相性があまり良くありませんでした。

――言語によって向き不向きもあるのですね…!

――先輩Androidエンジニアの技術力を目の当たりにして、凄いと思うところはありますか?

小田:内田さん(Androidリードエンジニア)はやはり凄いですね…!まず、実装のスピードがかなり速いです。

あとは、普通だったら思い付かないような科学的な実装をするんですよね。
例えば、これまでに書いたコードを他のプロジェクトにも使いまわせるように「共通化」するのがとても上手いです。

――忙しい中そこまで気を回しているのがすごいですね!

小田:そういうのを作るのが好きなんだと思います(笑)。

Androidエンジニア 小田さん

――最後に、社内転職を検討している方へアドバイスがあれば教えてください。

小田: 他のポジションの言語を学びたい場合は、覚悟を決めて社内転職してしまった方がいいと思っています。

異動して痛感したのは、片手間で勉強してできるようになるものではないということでした。1〜2ヶ月コミットしても全ては到底学びきれないと思います。なので、他のポジション(職種)へ挑戦してみたいと思ったら、片足だけでなく両足突っ込んで腰据えてやるくらいの気持ちで挑んだ方がいいと思っています。

僕の考えとして、ジェネラリストは尖ったものをいくつも持っている人で、スペシャリストは尖ったものをさらに磨いた人だと思っています。それで言うと僕はまだどちらでもなく、武器を磨くフェーズにいます。なので、この社内転職を通し、これから磨いていけるものを見出せればと思っています。

また、社内転職をしたいと思った時に、自分の実力が伴っているかどうかを先に考えるのではなく、社内で需要があるかないかを考えるのがおすすめです。

需要が高いポジションに異動すれば、「よく来てくれた!」と歓迎してもらえますし、自発的な勉強だけではなく、案件を通して更なる成長が見込めると思います。

――ありがとうございました。

編集後記

アプリdiv.は皆で仲良い印象があり聞いてみると、小田さんが炊飯器を持ってきて皆で炊き込みご飯を食べることもあるくらい仲が良いそう(笑)。こうやって突然変なことをしたりTwitterマーケティングやQiita会などの新しいことをし始めたりするのもアプリdiv.のいいところだそうです。

また、アプリは案件につき1〜2人と他のディビジョンに比べて少人数であるため、特殊部隊のようなところもあり、結束が強まり仲が深まりやすいのかもと話していました。

実は、本記事の制作を担当するマーケ2人も自分たちのことを特殊部隊と呼んでおり、勝手に共感しておりました!(笑) 似たディビジョンがいて嬉しいです!(笑)
今後のアプリdiv.の新しい活動を私たちも楽しみにしております!

(写真=App Div 吉田、文=広報室 宮崎)

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