Aiとは

Adobe Illustrator特有の保存形態、データ形式のことです。Adobe Illustrator（アドビ・イラストレーター）の頭文字をとったもので、拡張子は「.ai」です。

Aiの特徴

Aiは、Adobe Illustrator特有の保存形態ですが、他のソフトウェアでも開くことが可能です。たとえば、Inkscapeで開けます。また、Adobe Illustratorでの保存時に、「PDF互換ファイルを作成」にチェックを入れることで、Adobe Acrobat Readerで閲覧可能なファイルを作成することも可能です。

Illustratorはベクターデータ形式で出力されるため、拡大・縮小・加工を行っても画質が劣化しません。デザインデータを劣化させることなく拡大や縮小ができます。

Illustratorで編集する場合には、異なる拡張子で保存された画像データを配置することが可能です。たとえば、PhotoshopのデータPSDや、JPG、PNG、GIFを柔軟に配置できます。

※2021年6月現在、apple特有のファイル形式「HEIC（ヘイク）」データを扱うことはできません。

現場の声

さまざまな画像データがIllustrator内に配置されているAiファイルを、デザイナーへお送りいただく場合は、配置されている画像もすべてお送りください。

というのも、さまざまな画像データが配置されている場合、Aiファイルは、その、フォルダ情報を読み込んで、リンクされた状態となっています。

そのフォルダ内の画像がすべてそろっていることで、Aiデータを編集することができます。

そのため、Aiファイルを構成する全ての画像データをご共有いただくことで、スムーズに、デザイン作業を進めることが可能です。

関連用語

Illustrator
ベクターデータ

＜執筆・監修＞
アルサーガパートナーズ株式会社　DX技術用語集制作チーム　Design div

（2021年6月時点）