
DXコラム
Arsagaブログ
こんにちは!執行役員 兼 Tech Div.のマネージャーを務めている藤本です!
私は日々、データと最新テクノロジーを駆使してお客様の課題解決に取り組んでいます。そんな私が今回、データとAIの最前線をこの目で確かめるべく参加したのが、「Databricks DATA+AI SUMMIT 2025」です。
Databricksが毎年主催するこのサミットは、データとAI分野における世界中の企業や技術者が注目する一大カンファレンスです。今年もサンフランシスコにて、現地とバーチャルのハイブリッド形式で開催されました。
本レポートでは、アルサーガのメンバーとして私が参加して感じた、現地の熱量や規模についてお届けします!
▲左:取締役副社長 松濤、右:執行役員 藤本
目次
Databricks DATA+AI SUMMITは、Databricksが毎年サンフランシスコで開催する、データとAIのグローバルカンファレンスです。最新の製品発表や基調講演、多岐にわたるセッションでの活用事例紹介、パートナー企業との交流が可能なEXPOが特徴となっています。データ活用やAI開発に携わる世界中の企業・技術者が集い、最先端の知見を共有するまさにお祭りのようなイベントです。
詳細:Databricks DATA+AI SUMMIT 2025イベントサイト
このSummitの主な特徴を、大きく3つに分けてご紹介します!
イベントの中心となるのが、毎朝8時から開催される基調講演です。地下に広がる2万人規模の巨大な会場は、開場前から尋常ではない熱気に包まれていました。DatabricksのCEOをはじめ、今回は話題のClaudeのCEOやJPモルガンのダイモンCEOといった超有名人も登壇!データとAIの最前線、そしてDatabricksが描く壮大な未来のビジョンが語られました。
基調講演では、Databricksの最新技術発表や新機能の紹介がこれでもかとばかりに数多く行われます。先端技術に関する内容は非常に専門的で多岐にわたるため、詳細は後日別のレポートで深掘りしますが、これらの発表が今後のデータ・AI活用に大きな影響を与えることは確実だと感じました。
基調講演と並んでイベントの大きな柱となるのが、4日間にわたって開催される、700を超えるセッションの数々です。正直、すべてを回るのは不可能と感じるほど。ものすごく広い会場に細かなブースが設置され、Databricksのパートナー企業やユーザー企業が講演を行います。
これらのセッションでは、「私たちはDatabricksをこんな風に使って成功しました!」「うちの製品とDatabricksを組み合わせるとこんなことができます」といった、具体的な活用事例やソリューションが惜しみなく紹介されます。参加者は自身の興味や課題に合わせてセッションを選び、Databricksの多様な利用方法や実践的なノウハウを学ぶことができる、まさに知識の宝庫でした。
セッション会場の隣には、広大なEXPO会場が設けられています。ここはまるで未来のテクノロジー見本市!Databricks自身はもちろんのこと、Databricksのパートナー企業や、Databricksを活用して成功を収めた企業が、最新のソリューションを披露するブースを出展しています。
来場者は各ブースで担当者と直接会話することができ、製品やソリューションの詳細について質問したり、デモンストレーションを見たりと、活発な交流が繰り広げられていました。
この展示会の参加者は主に2種類に分けられます。「Databricksをビジネスに活用したい」と考える企業担当者や技術者と、「自社製品とDatabricksを組み合わせて新たな商材を開発したい」と考えるパートナー企業や開発者が集まっています。そこかしこでビジネスにつながる出会いが生まれていました。
サンフランシスコの街全体がDatabricks一色に染まっていたのも、非常に印象的でした。ビルボードや交通機関など、至るところにDatabricksの広告が見られ、様々な事例が大々的にアピールされていました。これは、Databricksが単なるテクノロジー企業にとどまらず、幅広い産業に深く浸透していることを強く感じさせる象徴的な光景でした。
▲EVメーカーのRivianがDatabricksを活用していることをアピールした広告
今回の記事はDatabricks DATA+AI SUMMIT 2025の全体像と主要な特徴について、ざっと概要をお伝えしました。基調講演での新機能の発表についてはもちろん、特に注目すべきマーケティングセッションの内容や、「熟練のDatabricksエンジニアになるための実践ロードマップ」といったエンジニア向けの具体的なセッション内容について、これからさらに深掘りして、別のレポートで詳細にお届けする予定です。
今回のSummitで得られた知見が、皆さんのデータ・AI活用の一助となれば幸いです。どうぞご期待ください!
執行役員 藤本