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新郎新婦の幸せな姿を、場所を選ばずに見てほしい:Connecting DOTs様『WeddingLive』開発秘話

2022.01.05

  • お客様の声
  

WeddingLive お客様の声 アイキャッチ

株式会社Connecting DOTS(コネクティングドッツ)が企画・運営する「WeddingLive」は、2020年にローンチした、国内初の結婚式専用のライブ配信アプリです。結婚式の新しい招待のかたちというコンセプトのもと、距離や移動の壁を感じずに結婚式へ参加できることを目指し、開発されました。2021年10月現在、提携式場数は230会場を突破し、100組以上の新郎新婦様に利用されています。

▼WeddingLive
https://weddinglive.co.jp/

アルサーガパートナーズは、WeddingLiveの開発・運用パートナーとして、2020年12月より開発戦略~実装、保守運用までをワンストップで提供しております。今回はWeddingLiveでの開発を振り返り、担当ディレクター星野との対談形式で「お客様の声」としてご紹介します。

課題
・通信の安定化に向けた、開発体制が整っていなかった
・サービスリニューアルに向けた大規模開発が納期までに行えるかが不安

課題に対するアルサーガの対応
・ライブ配信開発の経験を活かし、品質と安定性が担保できる開発環境
・開発戦略~実装、保守運用までをワンチームで提供

リリース後の成果
・ハイビジョン(HD)画質の配信において高い安定性を実現
・UIデザインの改善により、顧客満足度向上に貢献

【プロフィール】
Connecting DOTs 野村さん
株式会社Connecting DOTs 執行役員/ WeddingLive 事業責任者 野村さん
2016年博報堂株式会社へ新卒入社し、営業職としてTVCMやデジタル広告を中心に、アプリゲームクライアントなどのマーケティングコミュニケーション領域を担当。2018年にクリエイティブ局へ異動後は、Webアプリケーションの体験設計など、デジタルを起点としたコミュニケーションプランニングを担当。2019年SHE株式会社へジョイン。チーフプロデューサーとして、法人アライアンス領域の立ち上げをリード。2020に株式会社Connecting DOTsへ入社し、現職に至る。

アルサーガパートナーズ 星野さん
アルサーガパートナーズ株式会社 執行役員/ディレクター 星野
2017年入社。航空券予約や遠隔医療サービスのITエンジニアとして従事。2019年2月、フロントエンドの技術力を強化するため、Web Frontend Divisionを立ち上げ、現在はサーバーサイド含め約30名のエンジニアのマネジメントを行う。「WeddingLive」のほか、不動産・アパレル業界のDXサービス開発のディレクションも担当。2021年7月に執行役員就任。

場所と地域を選ばずに、結婚式の感動をリアルタイムで届けたい

――オリエンタルラジオの藤森慎吾さんがアンバサダーに就任したことを契機に、結婚式の新しい招待のかたちとしてさまざまなメディアにも取り上げられている『WeddingLive』ですが、サービスに込めた想いを教えてください。

Connecting DOTs 野村さん
WeddingLiveは、結婚式専用のライブ配信アプリで、スマートフォン1台で手軽に誰でも簡単に配信ができ、場所や世代を選ばずに視聴できるサービスです。結婚式における距離の壁を感じずに、誰しもが結婚式に参加してほしいという思いがこめられています。これは、僕が本サービスに携わるようになった動機でもあります。

僕は福岡出身で大学からは東京で暮らしていました。そのため、地元の結婚式へ行こうとすると、往復の飛行機代とご祝儀だけで1回10万円ぐらい費用が必要だったんです。特に新卒時代は、月に3回お呼ばれすると、とても自身の給料では賄えないので、ご祝儀代を両親に借金してまで支払うという、よく分からない状況を経験しました(笑)。

世の中としては、すでにライブ配信やオンラインMTGなどが行われているのに、なぜ結婚式にデジタルを活用しないのか。ご祝儀も人によって支払いたい金額が違うはずなのにと、違和感を持っておりました。
この原体験から、新しい結婚式のあり方を提案したいと思い、事業責任者として参画することにしました。

野村さん 星野さん

――ご自身も結婚式における距離の壁を感じていらしたとのことですが、本サービスを通し、どのような社会課題を解決したいと考えてますか?

Connecting DOTs 野村さん
日常生活におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現です。普段、スマートフォンなどに触らない方に対し、WeddingLiveを通してデジタルと触れ合うきっかけにできればと考えています。

実は僕の実家はアナログ派で、インターネットも最近開通したぐらいでして。ただコロナの影響を受けて、両親にスマホやタブレットを渡したことでで、オンライン上で家族が気軽に交流できるようになり、リアルタイムな情報共有やコミュニケーションができるようになりました。
こうした経験から、生活におけるDXの推進は、少しのきっかけがあれば、きっと実現できるように思います。

アルサーガパートナーズ 星野
DXというと、大企業の業務改善や新規事業創出のイメージが強いですが、WeddingLiveが目指すのは、まさに日常のDXですね。コロナ禍を機に、人々の移動や活動が制限される中で、物理的な距離を縮めるという社会課題に合ったサービスだと言えます。

また、少子高齢化問題が加速する日本にて、お年寄りでもスマートフォンやタブレットで容易にアクセスができるサービスは、コロナの影響によらず、今後重要ではないでしょうか。コロナ禍以前からもご相談はありましたが、社会課題を支えるサービス開発の需要は、弊社ではより顕著に出てきています。

失敗が許されない生配信。品質と安定性のある企業を開発パートナーに求めた

――なぜ、アルサーガを開発パートナーに選ばれたのでしょう?決め手を教えてください。

Connecting DOTs 野村さん
パートナーを選ぶ基準として、まず重視したのは成果物に対する品質と安定性が担保できる企業かどうかです。大前提としてWeddingLiveは品質が顧客信頼に直結するサービスのため、感動体験を提供する以前に、当日のミスは絶対に許されません。過去にフリーランスのエンジニアと開発体制を構築を検討しましたが、人によって品質が異なるのではという懸念や、iOS、Web、UIデザインなどの複数の領域に専門性のあるメンバーのアサインが難しいことから難易度の高さを痛感していました。併せて、ライブ配信開発の経験が豊富というのも重要な要素でした。

アルサーガパートナーズ 星野
開発のご相談を頂いた時点でWeddingLiveは既にローンチされており、今回は大規模開発と安定化を主眼に置いた機能追加が主なご相談でした。現在は改善されていますが、ご相談当初は接続の安定性に不安を覚える場面があり、社内ではお客様の不安解消に向けてカスタマーサポートチームを強化されていた時期と伺っています。

アルサーガはライブ配信開発に強みを持ちますが、私がライブ配信関連のプロジェクトに参画するのは、今回が初めてでした。そのため開始前から楽しみでしたし、グロースを視野に入れた開発に携われたことで、自身の勉強にもなりました。

野村さん 星野さん

――野村さんが感じた、アルサーガ開発チームへの印象を教えてください。

Connecting DOTs 野村さん
第一印象では、「若くてフレッシュなチーム」と感じました。僕自身がこれまで関わってきたエンジニアが、中堅からベテランが多かったため、特にそのように感じたのだと思います。実際に一緒に仕事を行っていくと、コミュニケーションの推進力が高く、仕事は終始進めやすかったです。
納期の厳守や連絡への応対など、俊敏で柔軟な対応を行っていただけることから、予定通りに新機能をリリースでき、僕らとしてもビジネス設計やスケジューリングが行いやすかったです。

アルサーガパートナーズ 星野
今回の開発で特に面白かったのは、ライブ配信時に使われるご祝儀機能のUIデザインの変更一つで、利用者の反応が全く違う点です。WeddingLiveのようなtoC向けサービスの場合、ユーザーの反応はすぐに数字として現れます。自分たちが実装した機能や提案したデザインによって、新郎新婦へ送られるご祝儀の金額への影響を目の当たりにしたのは、私の中では本サービスが初めてでした。

Connecting DOTs 野村さん
星野さん、デザイナーさんたちと一緒にアイデアを出し合い、UIデザインに落とし込む中で、それが明確にコンバージョンとして跳ね返ったのは、僕たちとしても嬉しかったです。

WeddingLive ご祝儀デザイン
(ご祝儀機能のUIデザイン)

「全ての新郎新婦の期待に応えたい」安定性の高い接続の実現に成功

――開発を進める中で、印象に残っているエピソードを教えてください。

Connecting DOTs 野村さん
星野さんをはじめ、アルサーガの皆さんとオンライン上でコミュニケーションを取りながら、デバッグ大会をしたのが僕は印象深いです。さまざまな環境からのアクセスが想定されるWeddingLiveにおいて、デバッグ対応は特に重視していたので、バグ修正を始めとする丁寧な仕事には、感謝しています。

WeddingLiveは、ほとんどの方が一生に一度しかご利用されないため、アプリケーションサービスとしては珍しい立ち位置です。手軽にブラウザで見れるという強みがある一方、端末やブラウザの環境によっては視聴に影響を及ぼす可能性があることから、さまざまなスマートフォンで検証しました。
その結果、電波環境さえ問題なければ、サービス由来の映像障害はほとんどなく、安定性の高い接続を実現をできました。

アルサーガパートナーズ 星野
まさに、アルサーガがご要望に貢献できた点です。デバッグ一つとっても、当社では、社内にデバッグの専門チームがあるため、迅速な対応が可能です。また野村さんはよくチャットで、Instagramに寄せられた新郎新婦の声を開発チームにシェアしてくださるので、チーム一同、終始励まされました。

Instagram チャット お客様の声
(実際に野村さんよりいただいたチャット)

Connecting DOTs 野村さん
単に開発会社へ依頼しているわけではなく、同じチームで一緒に進めているという関係性を築きたかったので、お客様から届いたお褒めの声は必ずシェアしていました。

正直に言うと、プロジェクトスタート時は追加開発だったため、どうしてもマイナスをゼロにする性質の、ネガティブな作業のご相談が多かったと思います。そのため、楽しんで取り組んでもらえているかが不安でした。しかし、リードエンジニアの方から「新郎新婦のような、目の前にお客さまがいるサービス開発に携わることが今までなかったので楽しいです」と言われた時には、大変嬉しかったですし、一緒にお仕事ができて良かったなとも思いました。

「いつか世界中の結婚式をリアルタイムでつなげたい」海外進出に向けて、サービス改善は続く

――野村さんは、定期的にユーザーの声を聞くために現場へ赴かれているんですよね?

Connecting DOTs 野村さん
はい、お客様の声をいかに聴き続けるかがtoCビジネスにおいて重要だと思っております。先週も、WeddingLiveをご利用頂いた結婚式にカメラマンとして参加してきました。現場はもちろん、新郎新婦との面談や事後ヒアリングも行います。細かいフィードバックの積み重ねが、課題解決、ひいては新郎新婦さんの笑顔に結びつくからです。

ヒアリング中に多く寄せられるのは「遠方の友人や、お爺ちゃんお婆ちゃんが参加できてよかった。」や「高画質の映像が届けられて良かった」など、画質に関する声です。
意外と知られていませんが、ハイビジョン(HD)画質で撮影できる動画プラットフォームはほとんどありません。SNSやWeb会議サービスにもライブ配信機能はありますが、画質が粗くなってしまうため結婚式には向きません。
ユーザーに自信を持ってWeddingLiveを勧められるのも、今回アルサーガと取り組めたからです。

アルサーガパートナーズ 星野
WeddingLiveのようなtoC向けサービスは、実装後もユーザーのレスポンスがリアルタイムで得られるため、その点は大きなやりがいにつながります。システム開発の現場だと、直接利用者の声が聞ける機会が限られているためです。今回のように、ユーザーへより感動を届ける「+α」の要素としてデジタルを使い、与えられる感動を2倍、3倍と膨らませられるのは本プロジェクトだからこそではないでしょうか。

――最後に、今後「WeddingLive」サービスでつくりたい世界観をお伺いしたいと思います。

Connecting DOTs 野村さん
いつか、世界中の結婚式をリアルタイムでつなぎたいと考えています。このサービスに携わるようになってから、相当数の結婚式を見てきましたが、夫婦によっていろいろなストーリーがあり、何度参加しても、結婚式に飽きることはありませんでした。遠く離れた地域や国の結婚式に参加し、遠隔から祝福したい2人へギフトを送れたら、素敵ではないでしょうか。
またこのサービス自体、リゾートウエディングとも相性が良く、今、海外展開を目指している最中です。アルサーガの力を借りながら、距離の壁を乗り越えていけたらと思います。

アルサーガパートナーズ 星野
WeddingLiveは、お祝いの気持ちをもって人と人をオンラインでつなぎ、社会課題を解決できるサービスです。国内はもちろん、海外でも安心してご利用いただけるよう、安全性が担保され、かつ魅力的に成長していけるよう、引き続き技術面の支援を行います。

――本日はありがとうございました。

野村さん 星野さん

アルサーガパートナーズは、WeddingLiveのように品質と安定性が求められるような場面のライブ配信に強みがあり、かつ開発戦略~実装、保守運用までをワンストップで対応できる開発会社です。
実際の対応事例も含めお伝えさせていただきますので、少しでもご興味を持たれましたらこちら https://www.arsaga.jp/contact/ からお問い合わせいただけますと幸いです。

(取材・執筆:スギモトアイ、写真:広報室 宮崎)