
社員インタビュー
社員インタビュー
どうせ働くなら、歯車じゃなくて“主役”になれる場所がいい。「人をつくるアルサーガ。」連載第124回は、福岡支社 システム開発Div. でユニットリーダー(以下、UL)を務める後藤さんに話を聞きました。
もともとは飲食業界でマネージャーや店舗立ち上げに関わっていた後藤さん。将来的な自立を見据えて、ゼロからITを学び、東京のIT企業へと転職。そして今、地元・福岡で急成長中のアルサーガに身を置き、入社から間もなくプロジェクトリーダーを任されるなど、目覚ましいスピードでキャリアを重ねています。
大手企業の内定を辞退してまでアルサーガを選んだ理由は、「挑戦できる風土」と「人に真正面から向き合う面接の空気感」だったと言います。
「誰かの指示を待つのではなく、自分の意思で組織を動かす。」そんな手応えを日々感じながら働く後藤さんが語る、アルサーガでの挑戦と成長。そのリアルな声をお届けします。
目次
――これまでの経歴について教えてください。
もともとは、福岡でずっと飲食業界で働いていました。マネージャーやスーパーバイザーとして現場の運営やスタッフの教育に携わり、親族が経営する店舗の立ち上げにも関わった経験があります。
その中で、「将来的には自分で事業を立ち上げたい」という思いが徐々に強くなっていきました。そして、「これからの時代、ITの知識は絶対に必要になる」と感じたことをきっかけに、独学でプログラミングやITについて学び始めたんです。学ぶうちに本格的にこの分野に挑戦したいと思うようになり、思い切って東京のIT企業へ転職しました。
最初の職場はSIerで、プロジェクトマネージャー(以下、PM)の補佐として、プロジェクトの進行管理や資料作成を担当しました。
――なぜ、東京から福岡にあるアルサーガに入社を決めたのですか?
東京での仕事はとても充実していたのですが、両親の体調をきっかけに、地元である福岡へのUターンを考えるようになりました。せっかくIT業界に飛び込んだのだから、この経験を地元で活かして、新しいチャレンジができたらと思ったんです。
実は、他の上場企業からも内定をいただいていたのですが、最終的にアルサーガに惹かれて入社を決めました。ちょうど福岡拠点が立ち上がったばかりのタイミングで、「これから組織をつくっていくフェーズなんです」と聞いたときに、すごくワクワクしたのを覚えています。成長途中の組織は、自分のやる気次第で吸収できることが何倍にも広がるし、スピード感もある。そういう環境に身を置いてみたいと強く思いました。
決め手になったのは、面接でお会いした福岡支社長の吉冨さんとシステム開発副本部長の釘宮さんの存在です。面接では形式的な質問ばかりされることも多い中で、アルサーガは私の経験や価値観にしっかり耳を傾けてくれました。「この人たちとなら、きっと面白いことができる」と直感的に感じたんです。
将来的に自分で事業を立ち上げたいという目標があるからこそ、今のアルサーガのように「会社をつくっていくフェーズ」に関われるのは、とても貴重な経験だと思っています。与えられた仕事をこなすだけでなく、自分の意思で動いて、組織づくりにも関われる。そんな環境を探していた私にとって、アルサーガはまさに理想的な場所でした。
――現在はどのような仕事を担当していますか?
現在は、製造業のお客様向けに、DWH(データウェアハウス)を活用した分析基盤の構築プロジェクトに携わっています。入社後しばらくしてアサインされた案件で、プロジェクトに参加して間もなくチームリーダーを任されることになりました。
当初はIT業界での経験も浅く、不安もありましたが、周囲の支えや現場での学びを通じて、少しずつリーダーとしての自信と手応えを感じられるようになってきました。気がつけば、このプロジェクトにも関わってから半年ほどが経ちます。
――メンバーから後藤さんは「幅広い視野で物事を考えている」と聞きました!リーダーとして日頃から意識していることはありますか?
広い視野を持つことは、リーダーとして常に意識しています。物事を部分的に見るのではなく、全体を俯瞰して捉えるようにしています。特に意識しているのは、ゴールから逆算して考えることですね。最終的にどうなりたいかを明確にすると、今やるべきことも自然と見えてきますし、視野も広がっていくと思います。
もうひとつ大切にしているのが、自分の状況を客観的に把握すること。いわゆる「メタ認知」です。これは、思考が偏らないようにするためにも必要だと感じています。
過去の経験も今の考え方に大きく影響していて、とくに飲食店でマネージャーをしていたときの経験が活きています。売上目標を達成するために、どう改善するかを考え、PDCAを回し続けた日々は、今のITの仕事にも通じる部分が多いですね。異なる分野での経験は、思っている以上に視野を広げてくれるものだと思います。
――今年、ULに昇格されたそうですね!今後ULとして、どのようなチームや組織をつくっていきたいですか?
今後は、メンバーの一人ひとりが主体的に考えて行動できるようなチームをつくっていきたいと思っています。
エンジニアってどうしても技術向上に集中する分、自分の考えを言語化するのが苦手な人も多い印象があります。しかし、リーダーシップを発揮するには、自分の考えを言葉にして伝える力が欠かせません。
だからこそ、チームでは社内外問わず自分の意見を積極的に発信する場を増やしていきたいと考えています。例えば、勉強会を開いたり、ブログ記事の執筆を推奨したりするのもいいなと思っています。
また、メンバーそれぞれの強みを活かして、互いに支え合えるような関係性も大切にしたいです。とくに、前例のないことに挑戦する場面では、誰もが遠慮せずに意見を出せる、フラットな雰囲気をつくりたいですね。
個人的には、以前ハッカソンで開発したシステムを、チームとして本格的に再構築したいという目標もあります。誰かに頼まれたわけではなく、自分たちで「これをやってみよう」と動けることにこそ、ものづくりの醍醐味があると思っています。もしチームにそういう動きをリードする人がいなければ、私が先頭に立って、声を上げていきたいです。
――仕事の息抜きになる趣味、休日の過ごし方など教えてください!
今はキックボクシングにハマっています。以前は筋トレを頑張っていたのですが、「筋肉があっても、いざというときに戦えるわけじゃないな」と思ってしまって(笑)。そこから、より実践的な格闘技に興味が移っていきました。いずれはボクシング以外の格闘技にも挑戦してみたいです。
また、福岡支社のメンバーとの交流も楽しみのひとつです。今は香港旅行をメンバーと計画中で、マカオではバンジージャンプに挑戦したいと思っています。こうした非日常の体験は、自分にとって良いリフレッシュになります。
他にも、みんなで大分の別荘に行ったり、ボードゲーム好きが集まって定期的にゲーム会を開いたり。「いつかみんなで福岡マラソンに出たいね」と盛り上がったりもしていて、本当に交流がさかんです。
▲最近はメンバーと志賀島へ行ったそう
私は「気になったらすぐ行動する」タイプですが、その行動力が仕事にもプライベートにもつながっています。これからも、自分の人生の質を高めてくれるような体験にどんどんチャレンジして、人生をもっと面白くしていきたいと思っています。
――そんなにたくさんのプライベートの交流があって楽しそうですね!他にも、アルサーガの福岡支社で感じている魅力を教えてほしいです!
同世代の仲間が多く、一体感のある雰囲気に加えて、「風通しの良さ」も大きな魅力だと感じています。役職や経験に関わらず、誰もが意見を言いやすい環境です。「人が良い」と感じる場面が多く、困った時にはすぐに誰かが手を差し伸べてくれます。
さらに、福岡支社には本当に「いろんな個性を持った人」が集まっていると感じます。それぞれの得意分野や考え方があるからこそ、「いろんな意見が出て、多様性が生まれる」のだと思います。
例えば、私は管理にも興味がありますが、技術が好きな人はその役割を担う、といったように、それぞれの志向に合わせて活躍できる環境があります。みんなが同じ興味を持っているだけでは、新しい発想は生まれにくいですから。
そして何より、「スピード感と挑戦を歓迎する文化」がアルサーガの大きな魅力です。新しい技術や未知の領域でも「まずはやってみよう」という前向きな空気があります。その分、失敗も少なくありませんが、それに対する嫌悪感が全くないんです。むしろ、失敗から学び、次に活かそうというポジティブな姿勢が根付いていると感じています。
――今後、挑戦したいことはありますか?
これからアルサーガで挑戦したいのは、「お金に関わる部分」への本格的な関与です。例えば、PMとしてプロジェクトを回すだけではなく、ビジネスに対して明確なバリューを提供できる存在になりたいと考えています。予算やコストといった数字にしっかり向き合いながら、価値を生み出していける人材を目指しています。
技術的な面では、データ分析の領域を深めていきたいです。具体的には、Databricksのような分析基盤を活用し、お客様が抱える課題をデータに基づいて解決していく仕事にもっと関わっていきたい。最終的には、エンジニア自身が技術力だけでなく課題発見の視点も持ち、必要に応じてコンサルタントと連携しながら、上流から下流まで一貫して価値提供できる状態を目指しています。そのためにも、技術だけでなく、俯瞰的にプロジェクト全体を把握できる視野を養っていきたいと思っています。
他にも組織づくりの面でも自分なりに貢献していきたいと考えています。今は、ユニット間の連携を強化するために、定期的なミーティングの開催も提案しています。組織が成長していく中で、情報や意識を横断的に共有できる仕組みをつくっていくことが、より良いチームづくりに繋がると考えています。
そして将来的にはアルサーガで培った経験やITの知見を活かして、独立や親族のビジネスにも貢献していきたいです。小さな会社でもITをうまく使えば、業務効率や顧客満足度を大きく改善できる。そんな事例を、自分の手で実現してみたいですね。
――最後にアルサーガへ入社したい人にメッセージをお願いします。
アルサーガの魅力を一言で表すなら、「人の良さ」です。日々気持ちよく働けているのは、周囲の仲間たちの存在があってこそだと感じています。個性豊かで、自分の考えをしっかりと持ち、それをきちんと言葉にできるメンバーが多く、刺激を受けることも多いです。
今のアルサーガは、まさに会社をつくっている最中。だからこそ、入社してくれる方には、一つの「歯車」としてではなく、「主役」のつもりで飛び込んできてほしいと思っています。自分の発信や行動が、そのまま会社の成長に繋がっていく。そんな実感が持てる環境です。
もし少しでも興味を持ってもらえたなら、ぜひ私たちと一緒にアルサーガの未来をつくっていきましょう。
――ありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 宮崎)
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