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DX現場視点の「サスティナブル」とは。塩野義製薬とアルサーガ、異業種の若手プロジェクトリーダー対談<事業提携記念>

2021.02.26

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塩野義社様×アルサーガ対談アイキャッチ

SDGs(持続可能な開発目標)を意識した取り組みが引き続き注目される2021年。ITプロジェクトを推進する企業では、トレンドワードの「DX」と掛け合わせ、「サスティナブルDX」という概念も提唱されています。

しかし、これらの言葉を、「自分ごと化」できている方は、まだ多くはないと思われます。

そこで今回は、塩野義製薬社様とアルサーガパートナーズの事業提携を記念し、両社の若手プロジェクトリーダーへ、「SDGs」や「DX」といったテーマについて、難しい理念や価値定義としてではなく、「より良い社会を実現するために、デジタルの現場が取り組めること」としてお話を伺いました。

プロフィール写真塩野義製薬株式会社 DI部 船木さん(左)
2001年入社。研究所にて薬物動態研究(医薬品の体内での様子を調べる研究)に従事したあと、薬物研究以外からの患者支援に興味を抱いたことをきっかけに現所属のDI部へ。プロジェクトリーダーとして、デジタルを通じた新規事業創出を担当し、ユーザーの声に耳を傾けながらサービス開発に邁進する日々。プライベートでは二児の母。

アルサーガパートナーズ株式会社 Director Divsion / App Division Manager 田中(右)
2016年、創業期のアルサーガパートナーズへ入社。Androidエンジニアとして経験を積み、入社3ヵ月で開発ディレクターへ抜擢。以降4年以上にわたり、プロジェクトリーダーとして活躍。クライアントと社内の間でDXプロジェクト進行、品質管理等を担う。小学5年生からプログラミングに触れるなど「ITオタク」な一面も。

パートナーシップでスピードと品質を両立

――まずは、事業提携パートナーに選んでいただいた際の、当社への第一印象を教えてください。

塩野義製薬 船木さん
個人的にはベンチャー企業さんとのお付き合い自体が初めてでして、スピード感など見習うべき点があると感じます。(アルサーガの)田中さんはいくつものプロジェクトを抱えておられるとのことですが、いずれも集中力を持って捌いておられる印象で、エネルギーを感じます。アルサーガ様には、はつらつとした方が多くいらっしゃるのでしょうね。

アルサーガパートナーズ 田中
塩野義製薬様の担当になる以前は、ベンチャー企業関連の案件を担当する機会が多く、スピード最優先で開発を進めていました。船木さんとのお打合せの際には、これまでのプロジェクトと比較し品質やセキュリティ面への意識レベルをより上げていかなければいけないなと感じました。ご提案時には、当社の強みである開発スピードを落とさず、且つセキュリティレベルを維持した開発体制をよく考えた記憶があります。

現場目線の「サスティナブルDX」

現場目線のサスティナブルDX
――お二人は、異なるキャリアを育み、現在デジタル事業に一緒に取り組んでいます。それぞれの現場で推進しているDX事業は、社会に対しどのように貢献していくと考えていますか。

塩野義製薬 船木さん
当社では新中期経営計画「Shionogi Transformation Strategy 2030」を策定し、創薬型製薬企業から、ヘルスケアサービスを通した価値を提供できる企業へ変革を遂げていく段階です。今後は治療だけではなく、未病、予防、重症化抑制まで、患者さんを中心としたペイシェントジャーニー全体に価値を提供していきたいと考えております。

また、病気で困っている方は、患者さん本人はもとより、患者さんを支える側にもいます。病気に関連して全ての困りごとを抱えた人々を支援し、より多くの方に心身ともに健康に過ごしていただきたいと考えて活動しています。

――大手中小含め、さまざまな企業がヘルスケアサービス領域に参入しています。塩野義製薬社様ならではの強みはどういったところにあるとお考えでしょうか。

塩野義製薬 船木さん
例えば、発達障害、精神疾患分野への価値提供は、これまで神経・精神系疾患の研究に注力してきた弊社ならではと感じております。2019年には、注意欠如・多動症(ADHD)と診断された小児の患者様向けのデジタル治療用アプリの導入に関する契約を米Akili社と締結しました。「デジタルで見守り、モニタリングする」というコンセプトをベースに、田中さんと推進しているプロジェクトにも取り組んでおります。

アルサーガパートナーズ 田中
当社のようなDX支援・IT開発企業では、「サービスを納品して終わり」「業務をIT化したら終わり」ではなく、エンドユーザーと向き合うフェーズまで貢献してこそ、社会に対して価値を発揮できると感じています。サービスを成功させるためには、運用フェーズから得られたデータを基に、プロダクトを改善する活動が重要になるからです。

対談写真

――2020年以降の情勢下において、運用フェーズの支援によりサービスへ貢献した具体的事例はありますか。

アルサーガパートナーズ 田中
以前担当したエンターテインメントサービスでは、サービスのローンチ後もアクティブユーザー数など各種数値をモニタリングし、収益性向上、サービス改善に貢献致しました。そのサービスでは、コロナ情勢下でも、自宅からエンターテイメントに触れられる点が好評を博し、売上が上昇傾向にありました。しかしうまくいっている点に着目するだけではなく、「どこでエンドユーザーが離脱しているか?」「どこを改善すれば継続率が上がるか?」というところまでを追跡し、より良いサービスづくりに貢献できるよう、システム改善のご提案と実装を行いました。

個人的には、「サスティナブルDX」あるいは「DX」が提唱される以前、学生時代から、デジタル技術がどの産業においても必要不可欠であり社会貢献につながることを感じており、それが職業としてIT開発を選択したきっかけでもあります。現在、コロナウイルス感染拡大など不安定な時勢でありますが、どのような時代でも、IT技術が役に立つという思いは変化しておりません。

――「サスティナブル」といえば、事業面だけではなく、一人ひとりの働き方、働きがいにも注目されています。自社の文化や制度について自慢できることを教えてください。

塩野義製薬 船木さん
出産・育児などライフステージの変化において、互いをサポートし合う文化が循環している風土を大事にしたいと考えております。私が10年以上前に出産・育児を経験した際には、現在と比べ制度面が整備されていく段階でしたが、上司、同僚の方々に理解を頂き、サポートしていただいたことが印象的でした。現在は育児から徐々に手が離れてきておりますので、周りの方がライフステージの変化を迎えた時には同じようにサポートしてあげたいと思っております。

対談写真・2アルサーガパートナーズ 田中
仕事とプライベートの両立がしやすい職場です。コアタイムが11時から17時であり、有給休暇を1時間単位で使うことも可能です。そのため、「朝、ちょっと病院に行きたい」「用事があって少し早く帰りたい」という希望が叶いやすい環境です。また当社では、3ヵ月に一度の評価面談があり、貢献度や成長に応じて公平に昇給する機会があります。自分らしく働きやすい環境が整っているからこそ、プロジェクトへの思い入れも大きく育ち、与えられた責任を超えて、コミットする熱意を強く保ちつづけられるものと感じています。

塩野義製薬 船木さん
私も同様です。研究所時代と比較すると、社外の方とお仕事をする機会が増え、より目の前の相手に対する責任を意識するようになりました。特にエンドユーザーからのお問い合わせに対応するような際には、一人ひとりと向き合い、誠意をもって対応していかなければ、と日々感じています。

異業種から同じ未来を描いていく

――最後に、今回の事業提携について、コメントをお願い致します。

塩野義製薬 船木さん
アルサーガ様とお仕事をはじめた時、サービスを通して目指す世界観についてお話をさせてもらったことがありました。その際、同じようなビジョンを思い描いているところが印象的でした。異業種間のパートナーシップにおいては、同じ世界観を目指していないと精力的にプロジェクトを遂行していくのは難しいのかなと感じております。アルサーガ様とビジョンが合致しているのはかなり奇跡的で、貴重で、大切なことだと思っております。この度、一緒にやっていけるという運びになり、大変嬉しく思っております。

アルサーガパートナーズ 田中
歴史ある塩野義製薬様の新しい挑戦に一緒に取り組ませて頂けることとなり、大変光栄です。塩野義製薬様とアルサーガでしかできない、エンドユーザーにとって役立つサービスを創り上げていきたいと思います。

――ありがとうございました。

対談写真・3

おわりに

いわゆるITベンチャーで普通に働く私たちが、「SDGs」という大きなテーマを、どこまで自分ごと化していけるのだろう?と以前から感じておりました。塩野義製薬様は、日本を代表する医薬品会社として、社会課題の解決に対し、我々の遥か先を行く取り組みをされています。今回の対談でお話を伺うなかで、当社のようなDX戦略・ITコンサルティング会社では、IT技術を究めるだけでなく、ヘルスケア分野を含め社会で起きているさまざまな課題に興味を持ち、共感する感性を育てていくことが、よりよい社会の実現へ貢献する第一歩かもしれない、と感じとても勉強になりました。

最後に、今回の対談企画の実現にあたり、各方面にわたりご調整を頂きました塩野義製薬広報部 ご担当者様に心より感謝し、この場でも厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

(取材・文=広報室 松村/クリエイティブ全般=Design Div 金井)

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