社員インタビュー
第12回アルサーガLTイベント「Taste of Tech」レポート
Arsagaブログ
11月29日(水)、アルサーガパートナーズでは第12回社内向けのライトニングトークイベント「Taste of Tech(通称TOT)」を開催いたしました。
TOTでは決められたテーマがなく、エンジニア歴問わず社内の有志メンバーに登壇してもらうことにより、技術に関する知見、今後の開発や仕事に対する向き合い方に役立つ内容を共有することができます。今回の特別ゲストは、アルサーガのエンジニアスペシャリストが集まるアーキテクトDiv.から、@shufoさんも登壇してくれました。そんな第12回TOTの当日の様子をイベントレポートとして、写真と共にお届けします!
目次
TOTって何?
みんなの「知ってる」「知りたい」を他の人にお裾分けして、ゆる〜くTechを楽しむことをコンセプトにした社内LT(ライトニングトーク)イベントです。
アルサーガでは「Taste of Tech」(通称TOT)と呼んでいます。
TOTを開催する目的
・アウトプットの機会を作りたい
・社内にナレッジを溜められる場を作りたい
・メンバーの交流を深めて多様性を尊重する環境を作りたい
当日の様子
今回は以下の4名の方々に登壇いただきました。
▼1人目:フロントエンド チョマさん
『外国の大手企業の経験をアルサーガへ』
ロシアで所属していた大手会社で評価されている開発構造を紹介してくれて、その経験をもとにアルサーガで活用できそうな開発プロセスについて詳しく解説してくれました。
前職は従業員数が7,000名を超える大きな企業だったチョマさん。ここまで大きな開発体制を管理を手動で行うとなると、管理に大きなコストを要してしまいます。これを解決するのが、当時の自社サービスでした。一つのアプリで開発関係の全てを管理することで、余計な管理コストをかけずに効率よく大人数の開発構造を構築することが可能となったそうです。
▼2人目:サーバーサイド 博野さん
『入社3ヶ月目でLaravelで一万行あるCSVデータのインポートの実装を行った話』
入社3ヶ月目に受けたLaravelで10,000行もあるCSVデータのインポートの実装をチャレンジしてみた結果、タイムアウトをして1,500行もインポートできない状況が起こり、ループ処理が多すぎるなど様々な問題点が現れました。問題を解決した方法やその経験から学んだことについて話をしてくれました。
▼3人目:アプリ Tさん
『未来を切り開くChatGPTの利用術』
昨年の12月からGPT-4にアップデートし、GPTを使いこなしてきたTさん。その経験を活かして、GPTをどのように使えばより効果的にビジネスで活用できるかについてプレゼンしてくれました。
主な使い方は、「スコープ内にストリームを作り、その情報をリファインメントすること」とTさんは解説しています。(スコープ=自分が調べる領域、ストリーム=質問を投げかけるスレッド、リファインメント=自分が求めている回答を得るために質問をすること)
これを繰り返すことで、より精度の高い回答を得ることができるそうです。
▼4人目:アーキテクト @shufo
『OSS開発の魅力: なぜOSSで作るのか』
今回のTOTには特別ゲストとして登壇してくれた、アルサーガのスペシャリストたちが集まるアーキテクトDiv.の@shufoさん。様々な場所でトップエンジニアとして活動してきた@shufoさんだからこそ語れる、OSSをやるリターン、OSSの未来、OSSをやる苦労などについて話してくれました。
「なぜOSSで作るのか」という質問に対して様々に語ってくれましたが、「結論、楽しいから」だそうです。
生成AIでのコード生成などもできたり、絵も描けたりできる時代だからこそ「楽しい」という感情は重要な感覚だそうです。「楽しいからコードを書く、楽しいから絵を描く、それでいい」と話してくれました。
おわりに
部署や職位に関係なく、みんなでTechを楽しむ「TOT」を通じて、普段聞けない話を聞けただけでなく、社員の素顔をより一層知る機会となりました。
今回のTOTでは、外国籍社員のチョマさんや特別ゲストの@shufoさんが海外における事例について登壇したことにより、日本国内だけではなく、海外におけるテック事情に触れることができ、視野を広げる学びを得た貴重な時間となりました。
アルサーガではビジョンとして「人をつくる」を掲げ、メンバーの多様性を大切にしています。誰もが自由に発信でき、多様性の溢れた今回のTOTによって、「アルサーガらしさ」というものを改めて実感することができたと思います。
今後もTOTなどの社内イベントを定期的に開催していきます。メンバーとともに成長する仲間として認め合い、尊敬する姿勢を大切にしながら、全社一丸となってチャレンジしてまいります!
(文=広報室 尹・渡邉)
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