
Arsagaブログ
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アルサーガパートナーズでは、「人をつくる」をミッションに掲げ、「学びの場はどうあるべきか?」という問いに日々向き合っています。
その取り組みのひとつが、社内勉強会「グロースラボ」。社員同士が学び合い、語り合い、挑戦し続けるこの場を通じて、私たちは学びの文化を育んでいます。
この記事では、2025年2月〜4月に開催されたグロースラボの様子をお届けします。私たちのカルチャーのリアルを、少しでも感じ取っていただけたら嬉しいです。
目次
「グロースラボ」は、少人数で行うディスカッション型の勉強会です。
特徴は、「全員が発言することが前提」になっていること。誰かの話を一方的に聞くだけではなく、自分の意見を言葉にし、他の人と議論を交わすことで、より実践的な学びが得られる場をつくっています。
グロースラボでは講師も社員が担当します。そして登壇にあたって特別な条件やハードルはありません。講師がやりたいテーマを自由に選択し、自分や参加者の学びにもなる内容を考えて設計します。
▼グロースラボについてもっと詳しく知りたい方はこちら
https://www.arsaga.jp/news/blog-arsaga-growth-lab-internal-study-intro/
◾️2月:プロンプトで変わるAIの回答力とその理由を徹底解説
講師:AIエンジニア
生成AIにおいて重要な「プロンプト設計」をテーマに、基礎から応用までを深掘り。 「なぜ望まない回答が返ってくるのか?」という疑問を出発点に、具体例を交えながら、プロンプトの工夫次第でAIのアウトプットがどれほど変わるかを参加者同士で検証しました。
実務での活用事例や注意点、「すぐに使えるテクニック」も共有され、参加者からは活発な質問と意見交換が行われました。
◾️3月:「リードエンジニア入門」〜技術・チーム・プロジェクトをどう動かす?何から始めるべき?
講師:フロントエンドエンジニア・EM(エンジニアリングマネージャー)
「リードエンジニアって、結局どんなことしてるの?」という問いから始まったセッションでは、実体験を交えたリアルな話をもとに、その役割や苦労そしてやりがいを紹介。プロジェクト推進の裏側やチームマネジメントの工夫など、現場で直面する「リアル」にフォーカスしました。
参加者同士のディスカッションでは、リードエンジニアを目指す上でのマインドや第一歩の踏み出し方にも触れ、キャリアのヒントが詰まった時間となりました。
◾️4月:「アジャイル開発ってどんなことするの?」〜擬似体験で学ぶ、リアルなアジャイル開発〜
講師:サーバーサイドエンジニア
アジャイル開発の基本を、体験型ワークショップを通じて学ぶセッションを開催しました。開発を「航海」にたとえながら、チームでプロジェクトの計画から進行、トラブル対応までを疑似的に体験。理論だけでは見えにくいアジャイルの本質に、実践的に触れることができました。
後半には、アジャイル開発で用いられる「プランニングポーカー」にも挑戦。参加者は楽しみながらも真剣な表情で取り組み、アジャイルにおける見積もりや意思決定のプロセスを、リアル体験しました。
勉強会終了後には、参加者から多くのポジティブな声が寄せられました。ここではその一部を抜粋してご紹介します。
・「ステップバイステップで考えるようにすると精度が上がる」という一言が特に印象的でした。次の業務ですぐに活かせそうな内容で、参加して本当に良かったです。
・生成AIについて「なんとなくは分かっているけれど、いざ説明するのは難しい」と感じていた部分が、今回のセッションで言語化され、とても良い学びになりました。精度向上に関するディスカッションも非常に参考になりました。
・リードエンジニアに求められる具体的なスキルや人物像が明確になり、今後のキャリアの参考になりました。自分も機会があればぜひチャレンジしてみたいと思える内容でした。
・話しやすい雰囲気がつくられていたおかげで、ディスカッションもざっくばらんに進みました。プロジェクトリーダーに求められる要素を、抽象から具体へ段階的に整理できたことで理解が深まりました。
・アジャイル開発を「航海」に例えて進めた説明が非常に分かりやすく、印象に残りました。また、プランニングポーカーのワークショップも体験でき、実務にも活かせそうだと感じました。
どの講義も、肩書きや部署にとらわれず、自由に意見を交わしながら、新しい知識や視点に触れる場となりました。「発言することが前提」というスタイルが、日々の業務では得づらい刺激や気づきを生み出し、参加者の多くが「明日からの仕事にすぐ活かせる」と実感しています。
グロースラボは、ただの勉強会ではありません。自分の考えを言葉にし、仲間の視点に触れ、実務に活かす。その積み重ねが、アルサーガパートナーズのミッション「人をつくる」を現場で育てていく原動力になっています。
グロースラボは今後も定期的に開催し、社員一人ひとりの挑戦と成長を後押ししていきます。次回も現場のリアルな声と共に、その様子をお届けしますので、ぜひご期待ください。
(文=広報室 尹)
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