「会社の外にも夢があっていい」。コンサルとお笑い芸人の二刀流で駆け抜ける、欲張りなキャリアの描き方

夢に向かって自ら動き、形にする。 社員インタビュー連載第147回は、コンサルティング本部で確かな実績を残し、このたび、「お笑い芸人」という大きな夢に突き進むため、アルサーガを「前向きに卒業」される葛島さんに話を聞きました。
新卒で大手外資系コンサルティングファームに入社し、さまざまな業界のプロジェクトを経験してきた葛島さん。しかし、キャリアを重ねる中で、「このまま同じ延長線上を進む人生でいいのだろうか」と立ち止まるようになります。そこで見つけたのは、幼い頃から胸に秘めていた「お笑い芸人」への憧れでした。
そんな彼女の挑戦を「面白いね」と受け入れ、キャリアの成長と夢への挑戦を両立できる場所を提供したのがアルサーガパートナーズです。葛島さんは在職中に養成所を卒業し、現在も芸人として活動を続けています。
「コンサルとお笑いには共通の論理がある」と語る彼女に、キャリアを見つめ直したきっかけや未経験領域への挑戦、そしてアルサーガならではの魅力について語ってもらいました。
キャリアを見つめ直した先にあった、「お笑い芸人」という挑戦
――これまでのキャリアについて教えてください。
2018年に新卒で大手外資系コンサルティングファームに入社しました。親が外資系金融出身だった影響もあり、小学生の頃から「将来は外資系企業で働くんだ」と夢見るような子どもで(笑)。
一方で、私は好奇心旺盛で少し飽き性な性格なので、一つの業界に長く留まるよりも、さまざまな業界や企業を見ながら働きたいタイプでした。多様なビジネスに触れられ、成果次第で評価される環境にも魅力を感じ、コンサル業界に飛び込みました。
約6年間で、化粧品、アパレル、自動車、素材、外食、運送会社、総合商社など多様な業界に対し、戦略構想・策定~業務改革(BPR/BPO)~システム設計・導入まで幅広く経験を積んできました。
――そこからなぜ、アルサーガへの転職、そして「お笑い芸人」という全く異なる道を選んだのでしょうか?
コンサルタントとしてさまざまな業界やプロジェクトを経験する中で、多くの学びや成長の機会に恵まれました。一方で、キャリアを重ねるにつれて、「この先も同じ延長線上で働き続けたいのか?」「60歳までこの仕事を続けたとして私は楽しいのか?」と考える機会が増えていきました。
そして、気づけば30歳目前。もし何か新しいことに挑戦するなら、今しかないと思ったんです。このタイミングを逃したら、きっとこの先も挑戦できないまま終わってしまう気がして。
そこで改めて、自分が本当にやりたいことを考えた時に思い浮かんだのが、昔から好きだったエンターテインメントの世界でした。昔からバラエティ番組が大好きで、人を楽しませたり笑わせたりする仕事にずっと憧れがあったんです。一度きりの人生だからこそ、後悔のない選択をしたい。そう考え、お笑い芸人という厳しい世界に本気で飛び込むことを決意しました。

――働きながらお笑い芸人を目指す場所として、アルサーガを選んだ理由を教えてください。
実は当時、コンサルを完全に辞めて平日毎日授業のある養成所に通う、いわゆる「お笑い一本」の道を選ぶか、働きながら養成所に通うかで悩んでいました。自分にお笑いの才能があるかも分からない中で、すべてを捨てて挑戦するのは正直怖かったんです。
そんな時、前職からお世話になっていたアルサーガ執行役員でコンサルティング本部長の新實さん経由でCEOの渡邉純平さん(以下、JPさん)とお話しする機会がありました。
するとJPさんは私の話を面白がってくれて、「うちの会社を都合よく利用してくれていい。挑戦を応援するし、コンサルタントとしての市場価値も落とさない環境を提供する」と言ってくれたんです。お笑いに挑戦するための時間や収入の基盤を確保しながら、コンサルタントとしてもさらに成長できる。そんな環境を遠慮なく活用していい、という意味でした。
お笑い養成所では、ネタ見せやバラエティ授業の準備などで平日も多くの時間が必要になります。そのため、本気で向き合うには、働き方の柔軟性が欠かせません。アルサーガにはその環境があり、実際夕方早めに仕事を切り上げてお笑いの活動に充て、その分を朝や夜でカバーするといった働き方も認めてもらえたんです。
こうした環境に大きく背中を押され、お笑いにも本気で向き合いながら、コンサルタントとしてのキャリアも磨き続けられる、そんな環境で自分の可能性を試してみたいと思い、アルサーガへの入社を決めました。
限られた時間の中で挑んだ、未経験領域への挑戦
――養成所に通いながら、限られた稼働時間で成果を出し続けるのは並大抵のことではないと思います。両立の秘訣は何だと思いますか?
特別なことをしていたわけではないと思います。ただ、働く時間を柔軟に調整してもらっていた分、チームに迷惑をかけないことは常に意識していました。たとえば、お笑いの予定がある日は事前にスケジュールを調整したり、認識合わせが必要なことは早めに済ませたりしていました。また、自分の都合でプロジェクトが滞ることがないよう、必要なタイミングまでに必要なレベルのアウトプットを準備することは常に意識していました。
アルサーガのコンサル部門は少数精鋭だからこそ、一人ひとりに大きな裁量があります。前職以上に自分で考えて動く場面が多く、その経験はコンサルタントとしても大きな成長につながったと感じています。そして何より、挑戦を理解して応援してくれる上司やメンバーの存在が大きかったですね。周囲の支えがあったからこそ、お笑いと仕事の両方を続けることができたと思っています。

――他にもアルサーガで得られた成長や、印象的なエピソードはありますか?
未経験だったニッチな業界の戦略案件に挑戦できたことです。答えのない問いに向き合い続けるのは大変でしたが、その分学びも多く、知らない業界を深く理解していく過程は純粋に面白かったです。
また、一人で乗り越えたというより、周囲の方々に支えてもらった経験の方が印象に残っています。上司の三村さんには、戦略案件の考え方やAIの使い倒し方含めて多くのことを教えていただきましたし、チームメンバーは前職の同期だったこともあって、気軽に相談しながら進めることができました。アルサーガは挑戦を後押ししてくれるだけでなく、困った時に自然と周囲が助けてくれる文化があると感じています。
また、クライアントとの距離の近さも印象的でした。懇親会ではネタを仕込んだTシャツを着て参加したこともあります(笑)。もちろん仕事は真剣に取り組みますが、ビジネスの枠を超えて人として関係性を築いていく文化があり、それが結果的に信頼や満足度にもつながっているのだと思います。
自由な発想と確かな論理。コンサルとお笑いに通じる本質
――夢と仕事の両立で非常に忙しいと思いますが、リフレッシュ法やモチベーション維持の秘訣はありますか?
実はお酒が大好きで、週に6日くらいは晩酌を楽しんでいます(笑)。ただ飲むだけではなく、その日のお酒に合わせて料理を作るのが最高のリフレッシュになっています。ワインに合わせてパスタを作ることが多いですが、最近は焼酎とカンジャンケジャンの組み合わせにハマっています。また、年始にお迎えした愛犬と過ごす時間にもかなり癒やされています。仕事やお笑いで慌ただしい日が続いても、家に帰るとリセットされますね。
一方で、私は昔から予定が詰まっていないと落ち着かないタイプなので、ジムに行ったり、ピラティスに行ったり、バク転教室に行ったり、友達とトレイルランに挑戦したり、気づいたら常に何かしら予定を入れています(笑)。
特にお笑いは、養成所を卒業した今の方がネタ作りやライブ出演の機会も増えていて、むしろ忙しくなったかもしれません。でも、自分でやりたくて始めたことなので、不思議と苦にはならないんです。忙しいながらも、好きなことに囲まれて過ごせている今の生活は、自分に合っているなと感じています。

――アルサーガのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)について、特に共感しているものはありますか?
ミッションの「自由な発想と確かな論理で価値を届ける」には強く共感しています。コンサルタントの仕事では、クライアントの課題に対して新しい視点や選択肢を提示することが求められます。ただ、どれだけ斬新なアイデアであっても、相手に納得してもらえなければ価値にはなりません。そのアイデアがなぜ有効なのかを説明できる論理があって初めて、人を動かす提案になると思っています。
実はお笑いのネタ作りも、これとよく似ています。
たとえば、どれだけ面白いボケを思いついても、突然そのボケだけを言っただけではお客さんは笑いません。そのボケが成立するように前提条件を置き、相手の認識を誘導し、最後に予想を裏切る。実はこれって、相手に納得感のある提案を組み立てるコンサルティングの仕事とかなり似ているんです。
自由な発想で新しい価値を生み出し、それを論理的に届ける。この考え方は、コンサルタントとしても芸人としても共通する本質だと感じています。
前向きな卒業を後押しする、温かいカルチャー
――今回、さらなる夢に向けてアルサーガを「卒業」されます。なぜ今、卒業という決断に至ったのでしょうか?そして、今後の展望についても教えてください。
アルサーガの柔軟な環境のおかげで、仕事とお笑いを両立することができていました。ただ、お笑い芸人としての活動が本格化し、ライブ出演やネタ作りに費やす時間が増える中で、「もっとお笑いにコミットしたい」という気持ちが少しずつ大きくなっていったんです。
そして、自分が本当にやりたいことや今後のキャリアについて改めて向き合った結果、「今はお笑いに全力で挑戦したい」という気持ちは変わらないと確信できました。だから今回の退職は、何かから逃げるためではなく、自分で選んだ挑戦に向かうための前向きな決断だと思っています。

また、アルサーガには私のように前向きな理由で卒業していく人や、海外移住や起業など新しい挑戦のために羽ばたいていく人が多くいます。(参考記事:今日でアルサーガを卒業します。オランダ行きを決意させた経験)
そのため、退職したからといって縁が切れるような感覚はありません。実際にJPさんからは大手ファーム出身の芸人の先輩を紹介してもらったこともあります。卒業がゴールではなく、その後の挑戦まで応援してもらえる。そんな関係性があることは、私にとって大きな支えになっています。
今後はフリーランスのコンサルタントとして活動しながら、お笑いに費やす時間をさらに増やしていきたいと考えています。まだまだ挑戦の途中ですが、いつか「あの時送り出してよかった」と思ってもらえるような結果を残せるよう頑張りたいと思います。
――最後に、どんな方がアルサーガにくると幸せだと思いますか?入社を検討している方にメッセージをお願いします。
アルサーガに向いているのは、「自分で考えて動くことを楽しめる人」だと思います。コンサルティングの仕事はもちろんですが、新しいサービスづくりや組織づくりなど、自ら手を挙げれば挑戦できる機会がたくさんあります。その分、自分で意思を持って動くことは求められますが、そういう環境を楽しめる人にはとても面白い会社だと思います。
また、仕事だけでなく、会社の外にも本気で取り組みたいことがある人にも合っていると思います。私の場合はお笑いでしたが、その挑戦を特別視するのではなく、一人の人間として応援してもらえたことが印象に残っています。自分のキャリアを自分で切り拓いていきたい人、新しい挑戦を楽しめる人にはぜひ飛び込んでほしいですね。
そして、最後に少し宣伝です!(笑)
最近はお笑い活動の延長で、「お笑いプロレス」というものも始めました。なんだよそれって感じだと思いますが、私は悪役(モノマネ)レスラーとして暴れています!(笑)
9月25日にはプロレスの聖地・後楽園ホールで興行がありますので、少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
詳細はこちら:https://ticketdive.com/event/sugamo260925
Xアカウント:https://x.com/nattoume_risa?s=11

――葛島さん、卒業前に素敵なお話をありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 宮崎)
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