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#DevOnStage「エンジニアが主役」の組織づくりと、特殊部隊ALPHAの成り立ち

伊藤さん

組織の壁を越え、多様な才能が共鳴し合う「強いチーム」をつくりたい。社員インタビュー第145回は、システム開発本部の本部長を務める伊藤さんに話を聞きました。

外資系コンサルティングファームにて数々のDXプロジェクトを牽引してきた伊藤さん。大規模な組織の最前線で「上流の計画と開発現場の乖離」という構造的な課題を痛感してきた背景から、次なる舞台に選んだのはアルサーガパートナーズでした。

今回のインタビューでは、伊藤さんが大規模な組織を飛び出してアルサーガを選んだ理由から、「#DevOnStage」というシステム開発本部のスローガンに込めた思い、そして未来の仲間へのメッセージまで、たっぷりと語ってもらいました。

「強い開発組織」がDXを加速させる。巨大組織を経て見つけた理想の形

――まずは、これまでのキャリアについて教えてください。

新卒で入社したのは、金融系のSIer企業です。当時は「完全実力主義で、成果を出せば正当に評価される」という環境に、純粋に魅力を感じて入社を決めました。

学生時代はプログラミング未経験だったため、最初はエンジニアとして人並みに働くことすら非常に苦労しましたね。同期のレベルに追いつくのも精一杯で、先輩方に厳しくご指導いただく日々でしたが、必死に食らいつき、3年ほど経つ頃にはようやく案件のリードを任されるまでになりました。

4、5年目になると、次第に「お客様の前に出ていく仕事」に面白さを感じるようになりました。システム開発も好きでしたが、自分自身は対話を通じて業務課題を整理したり、仕様に落とし込む方が向いているという感覚があったんです。

クライアントから自社製品でカバーできない課題の相談を受けるようになり、「より広範な課題解決に携わりたい」「さらに上流工程からビジネスに関わりたい」という想いが強くなり、外資系コンサルティングファームへの転職を決意しました。

伊藤さん

――転職先の外資系コンサルティングファームでは、どのような仕事をしていたのでしょうか?

業務コンサルタントとして、金融機関をはじめエネルギーや製造業など、幅広い業界のDX案件に携わりました。キャリアの後半では、難易度の高いプロジェクトの立て直しを支援する役割を担うことも多かったですね。

そうした現場を数多く経験する中で痛感したのは、「コンサルタントが描いた上流のプランと、現場エンジニアの実態との乖離」です。技術的な要素が不足した計画により、現場のエンジニアが疲弊してしまうケースも少なくありませんでした。 そうした経験から、DXを真に成功させるには、コンサルティングだけでなく「システム開発側が強いこと」が絶対に必要だと感じるようになったんです。

――そこから、アルサーガに入社した経緯を教えてください。

前職のキャリア後半では、巨大なグローバル組織の中でこれ以上ステップアップしていくイメージが湧かなくなっていました。仮にコンサルタントとして最高位の役職に就いたとしても、外資系企業である以上、本国の意向に沿う必要があります。結局はどこまで行っても「巨大な仕組みの中の中間管理職」であることに変わりはないと感じたんです。

また、どうしても「上流のコンサルが上で、開発が下」という暗黙の空気感が少なからずあることにも、もどかしさを感じていたんです。私は、もっとエンジニアが主役になれる環境で勝負したいという思いがありました。

「それならいっそ独立して、上流から下流まで一気通貫で価値提供できるフリーランスになるのもいいな。」そう考え、3人目の子どもが生まれたタイミングで1年間の育休を取りました。今後のキャリアをじっくり見つめ直していた矢先、現CEOの渡邉純平さん(以下、JPさん)からSNSを通して突然メッセージが届いたんです。

――SNSで突然の連絡…!そこからどのようにしてアルサーガへの入社を決めたのですか?

最初は「同じ外資系ファーム出身ですよね」という、コンサルタントとしてのスカウトメッセージでした。しかし話していくうちに、なんとJPさん(現CEO)が同じ大学の同級生だったと分かったんです。大学時代に面識はなかったのですが、同大学の出身で、ビジネスの世界、それも経営層で活躍している人はかなり珍しいんです。純粋に「面白い人がいるな」と興味が湧き、会ってみることにしました。

ただ、最初にいただいたのはコンサルティング部門へのオファーで、正直すぐには踏み切れませんでした。JPさんをはじめ、メンバーの皆さんに魅力は感じていたものの、他の選択肢もまだ頭にあって、しばらく迷っていたんです。

背中を押してくれたのは、JPさんからもらったある一言でした。「コンサルはうまく立ち上げられたけれど、祖業であるシステム開発事業の元気がなくなってしまっている。エンジニアが輝ける強い組織を本気でつくりたい。コンサルと開発のコンフリクトに、一緒に答えを出してほしい」と。

その話を聞いたとき、「それが自分の一番やりたいことかもしれない」と、妙に腑に落ちたんですよね。結果的にコンサル部門のオファーはお断りして、システム開発部門での入社を決めました。その特殊任務を担うチームとして声をかけてもらったのが「ALPHA(アルファ)」です。JPさんが5秒くらいで考えた名前らしいのですが(笑)、個人的にはとても気に入っています。

入社してから知ったのですが、JPさんが自身で立ち上げたコンサルティング事業の部門長を電撃引退し、システム開発の部門長に就くことが決まっていたんです。あのときの言葉は本気だったんだな、と改めて実感しましたね。

伊藤さん

エンジニアが主役として輝くために、最高の舞台装置を整える

――入社後、実際にどのような役割からスタートしたのですか?

どこの組織にも属さない架空の組織「ALPHA」の一員として、ミッションを遂行することが最初の命題でした。ちなみに当時の構成員は私一人だけです(笑)。役職も正式な所属もなく、肩書きのないまま現状調査を進めていきました。

まず取り組んだのは、システム開発の現場マネジメント層と一人ひとり面談を重ねることでした。「今、現場では何が起きているのか」「どこに課題があるのか」を丁寧にヒアリングして回ったんです。一人で進めていたこともあり、正直孤独感は否めなかったですが、JPさんが、ほぼ毎日時間を取って情報共有やインプットを提供し続けてくれたおかげで効率よく推進することができたと思います。

とはいえ、役職も所属もない状態で飛び込むのは、今振り返ってもなかなか思い切った決断でした。ただ、その環境の中でしか得られない経験があったのも確かで、のちに組織を拡大していく上での土台は、この時期に積み上げられたと感じています。

活動を推進する中で大手ファームやSIerで経験を積んだ超優秀な方々が続々とALPHAにジョインすることが決まり、一気にやれることが増えて活動が前進しました。自分ももちろん協力したのですが、正直アルサーガの採用力には驚きました。孤独感は一瞬にしてなくなりました(笑)。

――そこから本部長になるまでにどのようなことが起きたのでしょうか?

JPさんとの1on1で突然こう言われたんです。「伊藤さんに本部長をお願いしたい。自分がやるよりも、伊藤さんがやった方がいい組織になると思う」と。

正直、すぐには飲み込めませんでした。入社からまだ約2ヶ月で、いきなり150人規模の組織のリーダーに就任すること。自分でも、異例なスピードだと思います。

それに、ALPHAやコンサル組織の中には、私より経験もスキルも上のメンバーが何人もいる。それは自分が一番よく分かっていました。だからこそ「なぜ私なのか」という気持ちもありました。

それでも、JPさんに言ってもらった「ここまでの動き、パッション、スキルを総合して、この組織を任せられるのは世界で伊藤さんしかいない」という言葉が、私の背中を押してくれました。経験やスキルだけじゃない何かを評価してもらったんだと、その言葉は素直に嬉しかったですし、同時に覚悟が決まった瞬間でもありました。

こうして、150人の組織を率いるという大きなチャレンジが始まりました。

――現在、システム開発本部長として、どのようなミッションに取り組んでいるのか教えてください。

この規模の組織の土台作りを1人で進めることは難しいですが、同じ志と近しいバックグラウンドを持つ「ALPHA(アルファ)」という直轄チームを組織し、このチームで役割分担して取り組めています。設立当初、ALPHAの役割は「コンサルと開発を繋ぐこと」でした。しかし現場を見て、まずは「システム開発本部側の土台を整え、エンジニアが動きやすい状態にする」ことをより優先しています。

私たちシステム開発本部が掲げているスローガンに「#DevOnStage」という言葉があります。これには、「エンジニアが主役(オンステージ)として輝ける状態を作る」という思いが込められています。

エンジニアがステージ上で最高のパフォーマンスを発揮するためには、それを支える「舞台装置」が必要です。私やALPHAチームは、エンジニアが気持ちよく働け、ビジネスの価値を出せる環境を整える「黒子」としての役割を担いたいと考えています。

――具体的には、どのような組織改革を行ってきたのでしょうか。

まずは、案件管理とアサインの「オープン化」に着手しました。当時は組織が急拡大していた時期でもあり、どうしても部署ごとの縦割りが強くなってしまう構造上の課題がありました。各部署のマネジメント層が個々に数字のプレッシャーを背負い、横の連携が取りづらい状況が生じていたんです。

そこを本部全体で集約し、部署の垣根を越えて相互にサポートし合える体制へとアップデートしました。その結果、リソースの偏りを解消し、早期の対応が必要なプロジェクトへ迅速に加勢できるようになるなど、組織としての柔軟性が格段に増しました。エンジニア一人ひとりが最も力を発揮できる案件にアサインできるようになったことで、有償稼働率は劇的に向上しました。

また、AI駆動型開発への挑戦やソースコードの標準化など、エンジニア目線で「本当に必要だ」と思える取り組みに投資的にリソースを割けるようになったことも、大きな一歩だと感じています。

――本部長という重責を担う中で、壁にぶつかった経験はありますか?

一つの大きな壁にぶつかって何かが完全に止まってしまうようなシチュエーションはまだないですが、日々多くの壁を乗り越えていかなければいけない毎日です。
エンジニアが輝き続けるためには、ビジネスの成長を止めないことと、組織の仕組みを整えることの両立が必要なので、そのバランスを考えて日々の意思決定を行うことが特に難しいポイントですね。

私自身、経営に近いところに関わるのは初めての経験なので、その重圧を肌で感じています。JPさん(現CEO)のサポートを受けつつ、ALPHAのメンバーをはじめとするリーダー層と緻密に役割分担をすることで、難局を乗り越える日々です。周りのメンバーが優秀なので、本当に恵まれているなと思います。

ビジネスの数字を追いながら、並行してAI開発や標準化といった「組織の基礎体力」を蓄えていく。この両輪を信頼できる仲間と回していくチャレンジは、非常に面白いですね。

クリエイティビティに自信がなくても、チーム戦なら勝てる。「人」を最も大切にする理由

伊藤さん

――ここからは少しプライベートなことも聞いていきます!非常にプレッシャーのあるお仕事だと思いますが、休日のリフレッシュ方法を教えてください。

休日は、3人の娘たちと過ごす時間が中心です!私の影響で上の2人がサッカーを始めて、今は地元のチームに所属しているんです。僕自身も長年サッカーを続けてきたので、最近はサブコーチとしても関わっています。三女はまだ1歳なので、お姉ちゃんたちの練習の傍らで自由に遊ばせていますね。

週末は妻と2台の車を出して手分けして送迎するなど、朝からフル稼働。ゆっくり寝ている暇はありません(笑)。ハードに聞こえるかもしれませんが、これが僕にとっては最高のオンオフの切り替えになっているんです。

普段はデスクワークが中心なので、外の風に当たりながら子供たちが必死にボールを追う姿を応援したり、一緒に体を動かしたりすることが、何よりの癒やしで。子供たちと過ごせる「今しかない時間」を、全力で楽しんでいます!

――素敵な休日の過ごし方ですね!仕事と子育てを両立させるために、工夫していることや大切にしていることはありますか?

これほど責任ある役割を担いながらプライベートと両立できているのは、チームとして支えてくれる周囲のメンバーの存在があるからこそだと、強く実感しています。

私の家庭事情についても、役職に関わらず皆が深く理解してくれています。私はオフィスから自宅が遠いため、リモートワークも活用していますが、物理的に離れた場所からでも職務を全うできているのは、周囲の手厚いサポートと配慮のおかげです。

また、職場には同じように小さなお子さんがいるメンバーが多いのも心強いですね。マネジメント層でも育休を取得する人が珍しくなく、「子育ても仕事と同じくらい大切だ」という共通の価値観が根付いています。お互いの状況を尊重し合える仲間がそばにいる環境は、働く上で本当に大きな支えになっています。

参考記事:
パパ育休インタビュー!育休とって、どうだった?パパたちのホンネを聞いてみた
パパ育休インタビュー2!アルサーガで育休を取得した男性社員の本音に迫る

――本部長として今一番注力している点や、今後の展望について教えてください!

今、私自身は「採用」へ最も注力しています。私たちが価値を提供し続けるためには、やはり「人」がすべてなんです。多様なケイパビリティを持つプロフェッショナルが集い、新しい価値を生み出し続ける。それが理想の姿であり、組織としてさらなる高みを目指すためには、志を共にする仲間をさらに増やしていく必要があると考えています。

だからこそ、営業活動などは他のリーダー陣に信頼して任せ、「いかに優秀な仲間に加わってもらうか」という点にコミットしています。人を何よりも大切にするアルサーガだからこそ、あえて私がこの役割を担う。そんな独自の役割分担が成立しているのだと感じています。

――そんな伊藤さんが「一緒に働きたい」と思うのは、どんな方ですか?

アルサーガのバリューにもある「変化を恐れない。学びで乗り越える」というマインドを持っている方です。

今、生成AIの急速な浸透により、社会全体が激しい変化の渦中にあります。特に我々の業界は最も早くその変化の流れに乗ることになるでしょう。それを「自分の仕事がなくなるかもしれない」と悲観的に捉えるのではなく、新しい技術を「面白い!」とポジティブに楽しみながら、自ら取り入れていける方。そんな方と、ぜひ一緒に働きたいですね。

――アルサーガのビジョンやミッションで、共感しているポイントを教えてください!

業界として果たすべき「当たり前」と、私たちの「こだわり」の両方が詰まっている点に共感しています。

ビジョンの「企業に競争力を 仲間と充実感を そして、新しい物語を」で私が特に惹かれているのは、「仲間と充実感を」「新しい物語を」という部分です。アルサーガでのキャリアが、その人にとっての「良い物語」になるよう、環境を整えるのがマネジメントの責任だと考えています。

ミッションの「自由な発想と確かな論理」も同様です。論理(ロジカル)はこの業界のプロとして不可欠ですが、そこにアルサーガのルーツである「自由な発想(クリエイティビティ)」が加わってこそ、唯一無二の価値が生まれます。

私個人は、これまで金融業界や会計領域など堅めの仕事をすることが多かったので、正直クリエイティビティにはあまり自信がありません(笑)。だからこそ、そこが強いJPさんや、他のメンバー達と連携し、私は違う強みを持った仲間を見つける。全員が同じタイプである必要はなく、チームとして補完し合いながら戦っていければいいと思っています!

――最後に、社内のメンバー、そして未来の採用候補者の皆様へのメッセージをお願いします。

まずは社内のメンバーへ。
繰り返しになりますが、システム開発本部のスローガンは「#DevOnStage」。エンジニアやPMの皆さんが主役です。変化が大きくチャレンジが求められる時代ですが、それすらも楽しんで、みんなで強くなっていきましょう。私は、このチームの力を信じています。

そして、未来の採用候補者の皆様へ。
私自身のキャリアを振り返ると、決して「凄腕のエンジニア」にはなれませんでした。だからこそ、エンジニアに対してリスペクトを持って、技術力で真っ向から勝負できるような組織を作りたいという強い想いがあります。

アルサーガのシステム開発本部には、エンジニアが多様な案件に裁量を持って取り組み、新しい挑戦を心から許容する文化があります。変化を恐れず、自らの手で価値を生み出したいと願う方にとって、これ以上の環境はありません。

成長の機会が溢れるこの組織を、ぜひ一緒につくり上げていきましょう!

――熱いメッセージをありがとうございました!

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