DX技術用語辞典

by Arsaga Partners

Bootstrap

読み方: ぶーとすらっぷ

Bootstrapとは

Twitter社が開発したCSSのフレームワークの1つ。
Bootstrapは現在オープンソースで開発されており、誰でも無償で使用することができます。 また、動きのあるリッチなWebサイトを素早く制作することが可能です。

Bootstrapのメリット

    • レスポンシブ対応(※)が簡単
      メディアクエリを入力することなく、DOMのclass名を変えるだけでレスポンシブ対応が出来ます。これにより、DOM毎にレスポンシブ対応が可能になため、CSSの記述量を減らすことができます。 

      ※パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで見やすく最適な表示にする対応のこと。

  • デザインやレイアウトを考える時間を削減できる
    CSSが予め設定されているため、Webサイトのレイアウトを考える必要がなく、表示させるテキストやイメージなどを用意するだけでコーディングが可能です。そのため、0から画面実装する場合と比較し、作業量が大幅に減らせます。

Bootstrap関連の歴史

2011年8月頃: 初版がリリース
2012年1月頃: Bootstrap2がリリース。レスポンシブ対応が可能となる。
2013年8月頃: Bootstrap3がリリース。名前空間付きイベントを備えた新しいプラグインシステムを備える。 Bootstrap3からInternetExplorer7とFirefox3.6のサポートを終了。
2015年8月頃: Bootstrap4のアルファ版がリリース。CSSプリプロセッサー※がCSSからSassに変更、汎用クラスの追加、各種記述法の変更など。

※ソースコードがコンパイラ等で処理する前の前処理を施すプログラムのこと。

現場の声

管理画面では主に、AdminLTEを使用します。AdminLTEはBootstrapがベースとなっており、最初からCSSが適用されている状態です。そのため管理画面のスタイル実装は最低限で済み、バックエンド実装に集中することができます。

関連用語

フレームワーク
TailWind CSS

<執筆・監修>
アルサーガパートナーズ株式会社 DX技術用語集制作チーム フロントdivision

(2021年9月時点)