
社員インタビュー
社員インタビュー
ストイックな仲間と福岡から未来を拓く!「人をつくるアルサーガ。」連載第121回は、福岡支社でプロジェクトマネージャー(以下、PM)兼ディビジョンマネージャー(以下、DM)を務め、セールスやITコンサルタント、開発PMまで幅広く活躍する三品さんに話を聞きました。
前職では15年間、基幹業務システムのパッケージメーカーにて基幹業務のシステムコンサルタントとして活躍。安定した環境に身を置きながらも、「もっとお客様の課題に深く向き合い、自由度の高い提案をしたい」という思いを抱えていたといいます。そんな中、前職のつながりをきっかけに出会ったのがアルサーガ。自身の価値観とフィットするカルチャー、そして福岡で腰を据えて働ける環境に惹かれ、入社を決意しました。
現在は20名規模のチームを束ねながら、進捗管理から数値管理、ITコンサルや開発プロジェクトのPM、セールスまで幅広く担い、福岡支社の成長を力強く牽引しています。
アルサーガの「人の力」に魅せられ、自らもその一翼を担いながら、次なる挑戦へと歩みを進めている三品さん。今回のインタビューでは、その原動力となる思いや、アルサーガだからこそ見つけた仕事の面白さについて、たっぷり語っていただきました。
目次
――これまでのキャリアについて教えてください。
大学卒業後は、バックオフィス業務に特化したクラウドベンダーに約15年間勤めていました。業務システムの中でも特に、会計、総務、販売管理領域を中心に、SMB〜エンタープライズと幅広い層への提案・導入・運用支援を行っていました。
私の担当は主に、代理店となるSIerへの自社パッケージ製品の提案です。製品の販売は主に代理店を通じた提案活動を行っており、それぞれのお客様の要望に応じて、パッケージをベースにした業務最適化支援や様々なソリューションの活用提案、パッケージを活かしたカスタマイズの提案を行っておりました。
技術的な実装までは担当していなかったため、エンジニアとしての実務経験はありませんが、業務課題の整理や提案活動においては、常に「お客様にとってのベストは何か?」を意識しながら取り組んできました。
――アルサーガを知った経緯を教えてください。
アルサーガを知ったのは、前職時代にお付き合いのあった福岡支社長の吉冨さんから声をかけてもらったことがきっかけでした。ご縁をもらってから少しずつ会社のことを知り、自然と興味が深まっていきました。
前職では業務に大きな不満があったわけではなく、会社の財務基盤も安定的かつ、人間関係も良好で、いわゆる安心・安全な職場環境だったと思います。その一方で、「このままでいいのか?」という漠然とした不安もありました。というのも、提案の自由度が限られていたり、新しい挑戦のチャンスが少なかったりと、成長の実感を持ちにくい状況にあったからです。
もっと柔軟に、お客様の本質的な課題に向き合いたい。自分の提案力を制限なく発揮できる場所で仕事がしたい。そして、変化の多い今の時代に通用する「職能スキル」を身につけたい。そうした想いが強くなっていったタイミングでの出会いだったこともあり、アルサーガへの転職を前向きに考えるようになりました。
――入社の決め手になったのは何ですか?
入社を決断するにあたっては、実際に多くの方とお話をさせてもらったことが大きなポイントでした。現場で活躍されている方々からリアルな話を聞けたことで、会社の雰囲気や働き方、価値観などが具体的にイメージできました。その中で、「ここでなら自分のやりたいことに挑戦できる」という実感がどんどん強くなっていきました。
中でも、システム開発副本部長の釘宮さんとお話する中で感じた安心感は、決断を後押ししてくれました。「絶対にフォローします」という言葉がとても心強く、チャレンジすることへの不安を払拭してくれたんです。
吉冨さんからも「アルサーガには、大手ではなかなか経験できないような、幅広い案件に挑戦できる環境がある」と聞いていて、それも非常に魅力的でした。ベンチャー企業ならではのスピード感や柔軟性は、自分が求めていたものと重なる部分が多かったです。
さらに、泰明さんと話した際に強く印象に残ったのは、良い意味で「社長っぽくない社長」だということ(笑)。肩肘張らずに話せるフラットさがある一方で、言葉の力と明確なビジョンを持っている方だと感じました。
表面的な指示ではなく、「なぜそれをやるのか」「どうすればもっと良くなるのか」といった本質的な視点で物事を語る姿に、リーダーとしてのカリスマ性と人間的な魅力の両方を感じました。価値観に共感できる部分も多く、入社の大きな決め手の一つになりました。
――前職では東京でも働いていたとのことですが、なぜ福岡支社を選んだのでしょうか?
アルサーガには地方拠点があり、地元に根ざして働ける体制が整っていたのが、私にとっては非常に魅力的でした。実はちょうど、子どもが生まれたタイミングだったんです。これからのライフステージを見据えたとき、地元である九州で安定的に働ける環境があればいいなと考えるようになりました。
前職では東京本社に加え、全国に13拠点あり、転勤の可能性もありましたが、アルサーガでは福岡を拠点にキャリアを築いていけるという点が、家族との時間を大切にしたい今の自分のライフスタイルにもマッチしていました。
――現在はどのような仕事を担当していますか?
現在は、PMとDMを兼任しながら、複数の業務を並行して担当しています。具体的には、プロジェクト全体の進行管理や数値の管理、セールス活動に加え、新しいパッケージ開発にも携わっており、非常に幅広い領域を担っています。
また、マネジメント面では、約20名のチームメンバーをまとめながら、それぞれの強みを活かせるように日々コミュニケーションを重ねています。プロジェクトを円滑に進めるためには、個人の能力だけでなく、チーム全体のバランスやモチベーションの維持が欠かせません。メンバーの状況や特性を理解し、最適なアプローチでチームをリードしていくことを大切にしています。
――人を惹きつける力が抜群と評判の三品さんですが、チームの可能性を引き出すために意識していることはありますか?
セールス活動に関わっていることもあり、初めてお会いする方とのコミュニケーションには特に気を配っています。相手の言葉や表情から、その方がどのようなタイプかを見極めることを大切にしていて、自分の中では、人のタイプを大きく4つくらいに分類して考えるようにしています。
その分類に基づいて、どのような言葉が響くのか、どのようなアプローチでモチベーションが上がるのかを意識しながら、コミュニケーションの取り方を柔軟に変えています。
その上で、メンバーに対しては「将来の視点で物事を考えること」の重要性を伝えるようにしています。目の前の業務だけでなく、その先にあるキャリアや成長を見据えた思考を持ってもらうことが、結果的にチーム全体のパフォーマンス向上につながると考えているからです。
成果を上げられない人は、自分の価値観だけで物事を判断していることが多く、チームとしての生産性を高めようとしたときに、そうした人がいると周囲のメンバーがついてこないという状況にもなりがちです。だからこそ、一人ひとりが自分の立ち位置を理解し、周囲と連携しながら前に進むことが大切だと考えています。
――幅広い業務に携わっている中、メンバーの一人ひとりに向き合っているのが素晴らしいです…!他にも、アルサーガにこれまでなかった「新しい風」を巻き起こしていると聞きました!
前職がバックオフィス業務メインのパッケージメーカーだったこともあり、アルサーガではまだあまり浸透していない視点やノウハウを持ち込むことができていると感じています。特にバックオフィス領域には、DX化が進んでいるとはいえ、まだまだ多くの課題や改善の余地があり、そこにこそ新たなビジネスチャンスが潜んでいると考えています。
例えば、勤怠管理や経費精算、取引先との請求書のやり取りなど、紙やExcelベースでの運用が残っている企業も少なくありません。そうした業務をどうデジタル化・効率化していくかについて、お客様に具体的なアドバイスを行うこともあります。
私自身は開発エンジニアではありませんが、その分「開発とコンサルの間」に立って、お客様の業務課題を丁寧に整理し、それをもとに最適なソリューションを設計することを強みとしています。今後はエンジニアの皆とさらに連携を深めながら、単なるシステム導入では終わらない、「お客様にとって真に価値ある提案」を実現していきたいと考えています。
――少しプライベートについてもお聞きしたいのですが、仕事の息抜きになる趣味はありますか?
仕事のリフレッシュとして欠かせないのが、週に一度のテニスです。コロナ禍をきっかけに社会人サークルに参加し、体を動かす時間を大切にしています。平日はなかなか時間を確保するのが難しいですが、それでもテニスのためなら時間をつくりたいと思えるくらい、良いリフレッシュになっています!
お酒も好きで、家では日本酒やワインなどを楽しむのが習慣です。料理も趣味のひとつで、自分で言うのもなんですが、妻よりも腕は上だと思ってます(笑)。
また、月に一度の支社会議の後には、メンバーとの懇親会も欠かしません。一次会で終わることはほぼなく、自然と二次会へ行くほど盛り上がっています。そうした時間があるからこそ、日頃のコミュニケーションも円滑になっていると感じています!
――仲良くて楽しそうですね!福岡支社の魅力についても教えていただけますか?
福岡支社の最大の魅力は、何と言っても「個々人のレベルの高さ」です。フルスタックで活躍できるエンジニア、地頭の良い若手、コミュニケーション力に優れたメンバーなど、バランスよく優秀な人材が集まっています。若いメンバーが多く、ポテンシャルの高さはもちろん、それを支える経験豊富なエンジニアの存在が、組織としての強さにつながっています。
何より印象的なのは、皆が「自分にできることはないか」と自ら動いてくれる姿勢です。指示待ちのメンバーはおらず、細かく説明しなくても自分で調べて動ける。採用の段階から質の高い人材を見極め、育ててきた結果だと思います。
釘宮さんをはじめとする実力派エンジニアや、各チームのユニットリーダー(UL)たちは、若手に対して非常に面倒見が良く、成長をしっかりとサポートしてくれています。年齢の近いメンバー同士も気兼ねなく話せる雰囲気があり、業務外ではボードゲームなどを通じて交流を深めるなど、良いカルチャーが根づいていると感じます。
一般的に30歳前後のミレニアル世代は、プライベートを重視し、仕事をそのための手段と捉える傾向があると言われています。ところが、福岡支社のメンバーは、そうした一般的な傾向とは大きく異なり、まるでアスリートのように仕事へストイックに向き合う人が多いんです。
常に仕事に全力で取り組むメンバーたちに囲まれ、私自身も日々、良い刺激を受けています。つい「できない理由」を探してしまう時も、「まずはやってみよう!」と背中を押してくれる仲間たちと働けることを、本当にありがたく思っています。彼らのおかげで、自分の殻を破り、新しいことに挑戦する勇気をもらえています。
――今後、アルサーガで挑戦したいことを教えてください。
これからはPMとしての経験をさらに積み上げ、市場価値の高い人材になっていきたいと考えています。アルサーガは今、急成長のフェーズにあり、案件や顧客がどんどん増えていく中で組織として整備すべきこともたくさんあります。特に、新しい顧客層の開拓や提案内容の体系化など、今後の成長に向けてできることは多いです。
福岡支社としての強みや弱みをしっかりと分析し、それを活かしながらさらに事業を拡大していく。0から1を生み出すチャレンジだけでなく、1を10にスケールさせていくような取り組みにも、これからは積極的に挑戦していきたいと思っています。
――最後に、入社を検討している方へメッセージをお願いします!
人生において「何を優先するか」は人それぞれだと思います。ただ、もし今「もっと成長したい」「幅広い経験を積みたい」と考えているなら、アルサーガはその思いを実現できる場所です。
年次や年齢に関係なくチャレンジの機会があり、自分次第でどんどん力をつけていける環境が整っています。挑戦したい気持ちを持っている方、成長に貪欲な方にとっては、これ以上ないフィールドだと思います。ぜひ私たちと一緒に、アルサーガをもっと面白く、もっと強い組織にしていきましょう。
――ありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 宮崎)
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