
社員インタビュー
社員インタビュー
目次
――これまでの経歴を簡単に教えてください。
子どもの頃からゲームが好きで、「好きなことを将来の仕事にできたらいいな」という思いから、ゲーム制作が学べる専門学校に進学しました。在学中はフロントエンドの開発に触れる機会が多く、主にゲームアプリの制作に取り組んでいました。
卒業後は新卒でゲーム会社で約7年間勤務。配属先ではサーバーサイドの開発を担当することになりました。当初は想定外でしたが、「挑戦してみたい」という気持ちが強く、そのままサーバーサイドエンジニアとしてキャリアを積むことにしたんです。
数年間経験を積むうちに、ある程度やりたいことはやり切った実感は得られましたが、振り返る中で、自分の立ち位置が曖昧なままだったことに気が付きました。そこを一度立ち止まって見直したいと思ったんです。ゲーム業界が居心地の悪い場所だったわけではありませんが、どこか物足りなさを感じていたのも事実です。だからこそ、別の環境で自分の力を試し、新たなスキルを身につけたいと思い、転職を決意しました。
――アルサーガに入社した理由を教えてください。
アルサーガに入社を決めたのは、社員の皆さんが積極的に業務に取り組み、職場全体に活気があると感じたからです。
面接で社風について話を聞きましたが、その中でも特に自由度の高さに強く惹かれました。私は一人で黙々と作業するよりも、チームでコミュニケーションを取りながら進める働き方のほうが合っていると感じていて、アルサーガにはまさにそのような環境があると思えたんです。
実際に入社後も、活発なコミュニケーションが日常的に行われているのを実感し、「ここなら自分らしく働ける」とさらに確信しました。
――サーバーサイドエンジニアとして入社し、今はEMとしてチームを牽引する金野さんですが、考え方や働き方にどんな変化がありましたか?
EMになったのは、入社して半年ほど経った頃です。組織変更に伴って新たにEMポジションが設けられ、「やってみないか」と声をかけてもらったのがきっかけでした。新しいことに挑戦したい気持ちと、「悩むよりもまずはやってみるほうが後悔しない」という思いから、その場で「やります!」と即答しました(笑)。
実際にEMとしての業務が始まってからは、マネジメントの仕事の比重が大きくなり、コードを書く時間は確かに減りました。ただそれ以上に、チーム全体に対する責任感が明確に変わったと感じています。
自発的に動くメンバーが多いので、彼らが最大限に力を発揮できるよう、サポートしたいという気持ちが強くなりました。スムーズにチャレンジできるような環境づくりだけではなく、メンバーが感じている不安や悩みにしっかり耳を傾け、気持ちの安定を支えることも、自分の重要な役割だと思っています。
また、EMになることで関わる案件の幅も広がり、PL(プロジェクトリーダー)を任されるなど、裁量の幅も大きく広がりました。何より「人と話す機会」が圧倒的に増え、日々学びと成長を実感しています。
――人と話す機会が増えた中で、特にメンバーとのコミュニケーションに多くの時間を割いていると聞きました。EMとして、日々のコミュニケーションで意識していることはありますか?
一人ひとりが安心して話せる関係づくりを意識しています。
これは、前職で尊敬していた先輩の姿勢に強く影響を受けています。常に近い距離で見守り、日常会話から1対1のミーティングまで丁寧にコミュニケーションを取りながら、成長の方向性まで一緒に考えてくれる方でした。私もいつかマネジメントを担う立場になったら、あの先輩のようになりたいと思っていました。
今はその経験を活かし、2週間に一度1on1ミーティングを定期的に行い、メンバーひとりひとりと向き合うことを大切にしています。業務の不安や悩みだけでなく、相手に合わせて雑談も交え、自然に話せる雰囲気づくりを心がけています。「きちんと話を聞いてくれる」と信頼してもらえる関係を目指しています。
とはいえ、毎回が反省の連続です。「もっとこうすればよかった」と思うことも多いですが、そうした気づきの積み重ねが、自分自身の成長につながっていると感じています。理想とする姿に少しでも近づけるよう、これからも地道に取り組んでいきたいです。
――日々メンバーと丁寧に向き合い続ける、そのモチベーションはどこから生まれているのでしょうか?
一番の原動力は、「普段から接していなければ、チームや個人の状況を正しく把握できない」という実感です。
アルサーガでは年に4回の査定評価があるので、メンバーの成長や日々の取り組み、どんな成果を出しているのかを、日頃からしっかりキャッチアップしておくことが大事です。メンバーとの会話そのものも楽しいですが、それ以上に「ちゃんと見ていたい」「責任を持って評価したい」という思いが強くて。その気持ちが、自分を動かすモチベーションになっているのかもしれません。
――普段は開発とマネジメントで忙しいと思いますが、オフの時間はどんなふうに過ごしていますか?
休日はがっつりインドア派です。ソーシャルゲームで遊んだり、ゲーム関連のYouTubeを観たりしながら、特に目的もなくのんびり過ごしています。あえて「無駄な時間」を楽しんでいるような感覚ですね(笑)。
しっかり休むことで気持ちがリセットされて、また新しい週も頑張ろうと思える。変化が多い毎日だからこそ、オンとオフの切り替えを意識するようにしています。
――日々の変化も前向きに楽しんでいる金野さんが思う、アルサーガの魅力はなんですか?
アルサーガの魅力は、メンバー同士が自然と助け合える文化が根付いていることです。誰かが困っていればすぐに声をかけ合い、手を差し伸べる。そんなあたたかい関係性が、働きやすさにつながっていると感じています。
日々変化があり、大変な場面に直面することもありますが、そうした出来事が良い刺激となり、仕事に新鮮さをもたらしてくれます。突然の相談やトラブルが起きても、ネガティブにならずに向き合い、課題を成長のチャンスとして捉える風土があるんです。私自身も、なるべく感情的にならず柔軟に対応することを心がけていますし、周囲のメンバーも同じようなスタンスなのでとても心強いです。
日々ちょっとした変化や新しい挑戦があるからこそ、「今日はどんなことが起きるんだろう」と自然と楽しみに思える。そんな前向きな空気が、アルサーガらしい魅力だと思っています。
――エンジニア経験年数が長い方の目線で見ると、アルサーガはどんな職場でしょうか?働くメリットに感じていることがあれば教えてください。
自分のスキルや知識をしっかり発揮できる機会が多いことです。言われたことをただこなすのではなく、技術選定や進め方など、自分の考えを反映できる場面が多く、これまでの経験を活かしながら働ける環境だと思います。
そして、周囲にはポテンシャルが高い若手メンバーが多く、皆が非常に勉強熱心で、スピード感を持ってどんどん成長している。そうした姿を間近で見ていると、自分自身にも良い刺激になります。
特にEMになってからは、質問を受ける機会も増えました。そのたびに「自分にはまだ何が足りないのか」を再認識することも多く、教えることで自分の理解が深まる場面もあります。そうした相互の刺激と学び合いがあるのも、働く上でのメリットに感じています。
――今後、アルサーガで挑戦したいことはなんですか?
まずマネジメント面では、まさに今「自分が何に挑戦していきたいのか」を模索しているところです。最近はサーバーサイドに加え、フロントエンドメンバーのマネジメントをする機会が増え、異なる視点や進め方を学んでいます。メンバーに負けないよう、自分自身もさらに成長したいですね。
その一方で、エンジニアとして新たな開発にもチャレンジしてみたいと考えています。たとえば、定型業務の自動化に取り組んで、情報のキャッチアップやリマインドといったタスクを効率化できる仕組みを整えるなど。そういった技術的な工夫を通じて、チームや会社全体がよりスムーズに動ける環境をつくっていけたらと思っています。
――最後に、これからアルサーガに入りたい人に向けてメッセージをお願いします!
アルサーガには積極的に動く人がきちんと評価される文化が根付いています。「これがやりたい!」と自ら手を挙げた人には自由に挑戦させてくれるチャンスがたくさんあるので、そのような環境を求めているなら理想的な場所だと思います。
変化が多く、常に新しいことに取り組む日々ですが、それを前向きに楽しめる人なら、きっと活躍できるはずです。そんな仲間と一緒に働けたら嬉しいです!
――ありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 尹)
エントリーしたい方、話を聞きたい方、気軽にお問い合わせください!
この記事へのご意見、ご感想をお待ちしています。
「おもしろかったよ」「もっとこんなことが知りたい」など、どんなご意見でも構いません。あなたのご感想を、ぜひ、こちらのフィードバックフォームからお送りください。