
社員インタビュー
社員インタビュー
挑戦と共に自分のペースで働ける環境がここに!「人をつくるアルサーガ。」第122回は、フロントエンドエンジニアの小松﨑さんに話を聞きました。
大学で心理学を専攻したあと、IT業界に飛び込んだ彼女。前職ではフロントエンドとサーバーサイドの両方を経験し、フルスタックエンジニアとして4年間の経験を積みました。順調に見えたキャリアの中で「このままでいいのか」と変化が見えない未来に不安を感じ、転職を決意。そして、アルサーガで自分らしい働き方と、エンジニアとしての新しい可能性に出会いました。
「仕事はみんなで仲良くやっていくことに限る。」そう語る彼女は、普段は静かな印象ですが、ポーカーやダーツにハマり、かなりの腕前だという意外な一面も。仕事でもプライベートでも、自分らしさを大切にしながら成長し続ける姿に注目です。
目次
――これまでの経歴を簡単に教えてください。
大学では心理学を専攻していましたが、学んだことをそのまま仕事に活かすイメージが持てず、他の業界にも目を向けて就職活動をしていました。ただ、人と対面で話す営業職のような仕事はあまり得意ではなく、昔からパソコンを使って作業することが好きだったため、何か手に職をつけたいと考えるようになったんです。
ちょうどその頃、デジタルやITの分野が急速に広がっていたこともあり、「この領域なら自分にも挑戦できるかもしれない」と思い、IT業界への就職を志すことにしました。
当時はプログラミングができたわけではありませんでしたが、受託開発の会社に新卒で入社し、1〜2ヶ月の研修を経てフロントエンドとサーバーサイドの基礎を学びました。その後は主にサーバーサイドの開発を担当し、約4年間務めました。
――その後、転職を考えた理由を教えてください。
入社する前から、一つの会社でずっと働き続けるというより、自分のやりたいことをやり遂げたら、次の環境に挑戦してみたいと考えていました。また、毎日同じことの繰り返しでは、どれだけ年数を重ねても自分の中の変化や成長が感じられないとも思っており、もっと新しい刺激や学びが得られる環境に身を置きたいと、転職を考えるようになりました。
――これまでの経験を踏まえて、アルサーガに入社した決め手はなんですか?
面接でまず驚いたのは、他社と比べて話しやすい雰囲気だったことです。一問一答のような少し堅い流れではなくて、会話のように自然なやりとりで、自分の考えやこれから挑戦していきたいことにも、しっかり耳を傾けてくれたのが印象的でした。
他にも、「バグを否定しない」という文化にとても共感しました。
バグはどうしてもネガティブに捉えられがちですが、システム開発をしている以上、最初からゼロにするのは難しい話だと思います。それを隠そうとするのではなく、バグが起きる前提で向き合い、そこから学ぶという姿勢は素敵だと思いましたし、自分の考え方ともとても近いと感じました。
さらに、スピード感のある現場にすぐ入れる環境や、挑戦することを前提とした空気感も、自分には合っていると思いました。堅苦しいカルチャーや、型にはまった働き方はあまり得意ではないので、アルサーガのようにフットワーク軽くチャレンジしていける場所に惹かれたんです。
――入社を機にフロントエンドをメインに選んだそうですが、その背景を教えてください。
前職ではサーバーサイド寄りの開発を担当することが多かったのですが、案件によってはフロントエンドも担当することがありました。ただ、納期優先の現場が多く、どうしても見た目や使いやすさの部分は後回しになりがちで、少し自分の考えと合っていないと感じました。
その中で、「もっとユーザー目線に立ったUIを自分でちゃんとつくれるようになりたい」と思うようになったんです。そこからフロントエンドの技術を高めていきたいという気持ちが強くなり、転職後はフロントエンドをメインにしていくことを決めました。
――今取り組んでいる仕事について教えてください。
現在は、学校向けの生成AIチャットシステム「otomotto」の開発に携わっています。プロジェクトを立ち上げた当初は他にも担当者がいましたが、現在は私がフロントエンドを一人で担当しています。さらに、このシステムを他の教育現場にも広げていくために、横展開に向けた導入支援や運用の整備にも取り組んでいます。
最近特に注力しているのは、複数人で同時にAIと会話ができるチャット機能の設計です。具体的には、1つのチャットルームの中で、Aさんが話しかけたらAIが応答し、次にBさんが話しかけたら同じAIがBさんに応答する、というような仕組みをつくっています。
「誰が、どのAIと話しているのか」を直感的にわかるようにUIを工夫したり、会話の流れが自然になるような設計にこだわって開発しているので、やりがいもあり楽しいです!
――複数人でAIとの会話を共有できるシステムは珍しくて面白そうですね!
――少し話は変わりますが、一緒に働いているメンバーから「理解力が高くて頼りになる」と聞きました!仕事をするうえで、意識していることや大切にしている考え方はありますか?
仕事を進めるうえで大事にしているのは、相手とのコミュニケーションの取り方です。
自分の意見をそのままストレートにぶつけるのではなく、「私はこう思うけど、どうかな?」と聞くようにしています。意見を押しつけないことで、相手も本音を話しやすくなりますし、よりよい関係性を築くためにも、そういった空気感は大事にしています。
私自身、強い言い方をされると萎縮してしまうタイプなので、同じように、相手にプレッシャーを与えないように気をつけています。ちょっとした行き違いで関係がギクシャクしてしまうと、その後のやり取りもしづらくなって、結果的にチーム全体のパフォーマンスにも影響が出てしまう。それはできるだけ避けたいと思っています。
また、チームで働く以上、自分の作業が他の人の進行に関わる場面も多いので、「いつまでに必要なのか」「どこまで対応すればいいのか」は、できるだけ事前に確認するようにしています。こうしたちょっとした意識の積み重ねが、チームとして信頼し合いながら安心して仕事を進められるベースになると考えています!
――経験者だからこそ感じる、アルサーガでの仕事のやりがいについて教えてください。
これまで経験したことのない領域にチャレンジし、それをうまく形にして実装できた時に、一番やりがいを感じます。
例えば、最近はフォルダ構成をツリー状に表示する機能の実装を担当しました。それは、親フォルダの中にサブフォルダやファイルが階層的に存在する構造で、それぞれが親関係として表示されるUIです。このツリーは画面の一部に常に表示される仕様になっています。
難しかったのは、ページのURLが変わってもツリーの状態を維持し続ける必要があった点です。これまでに扱ったことのない技術要素だったので、かなり苦戦しました。
それでもわからないことが出てきたら、その都度調べて地道に対応していきました。時間はかかりましたが、無事に実装できたときは大きな達成感がありました。自分で調べて理解し、進める力も自然と鍛えられたと思います。そうした成長の実感が得られることが、仕事のやりがいにつながっています。
――オフの時間もとても充実していると聞きました!納会ではポーカーコーナーを出していた姿も印象的でしたが、息抜きになっている趣味はありますか?
ポーカーの趣味は、YouTubeでたまたま動画を見たのがきっかけです。興味が湧いて思い切ってひとりでポーカールームに行ってみたら、想像以上に楽しくて。「もう一回行ってみよう」と何度か通ううちに、気づけば趣味になっていました。
おそらく、ポーカーに含まれる数学的な要素や運の絡み具合、心理戦が好きなのだと思います。かなり不確定要素が多いゲームなので難しいですが、その分勝てたときの嬉しさは格別で楽しいです!
当時ポーカーコーナーの様子(左側が小松﨑さん)
また、最近はダーツにもハマっています。前職時代に会社の人と一緒にやっていたことがありますが、始めた当初は全然当たらなくて悔しくて(笑)。そこから一人で練習するようになりました。負けず嫌いな性格もあって、「もっと上手くなりたい!」とハマっていった感じですね。
ダーツには「レーティング」というランク制度があって、自分のレベルが数値で見えるのもモチベーションにつながっています。ポーカーは他のプレイヤーとの駆け引きや会話も楽しいですが、ダーツは一人でもじっくり楽しめるので、日々自分のレベルアップを実感できるところが魅力かもしれないです。
――どちらも良い息抜きになる素敵な趣味ですね!
――アルサーガに入社して改めて魅力に感じていることは何ですか?
まず、リモート勤務やフレックスタイムといった柔軟な働き方ができる点は、個人的にとてもありがたいと感じています。制度として自由度が高いのはもちろん、やってみたいと思ったことに、前向きにチャレンジさせてくれるカルチャーが根づいているので、全体的に自由に働ける環境があります。
また、チームの雰囲気もとてもよくみんな仲良いところも好きです。仕事のことは何でも気軽に相談できますし、趣味の合う人が多いので、日々のコミュニケーションもとても楽しいです!
特にエンジニアリングマネージャー(EM)の中津さんの存在は大きくて、メンバー1人ひとりをよく見てくれているなと感じます。誰かが苦手なことに直面していれば、それを理解してくれて調整をしてくれるし、代わりに得意なことがあれば思いっきり任せてくれる。自分から言い出せなかったとしても、察して動いてくれるようなところがあるので、非常に働きやすいです。
――今後アルサーガで挑戦したいことを教えてください。
今後は、フルスタックエンジニアとして、もう一度何かを自分の手でつくりあげるような経験をしてみたいと考えています。
現在はフロントエンドをメインで担当していますが、それを極めつつ、以前から興味のあったサーバーサイドにも再度チャレンジしていきたいです。特に、システムの中核となるロジック部分を考えることが好きなので、この領域への理解も深めていけたらと思っています。
いきなりシステム全体を任せてもらうというよりは、まずは案件の一部分から、フロントエンドとサーバーサイドの両方をバランスよく担当するような形で、少しずつスキルの幅を広げていきたいです!
――これからアルサーガに入りたいと思っている方に対して、メッセージをお願いします!
繰り返しになるかもしれないですが、アルサーガは働き方にとても柔軟な会社だと思います。また、やりたいことに対して前向きに挑戦させてもらえるカルチャーが根付いているので、自分の成長や仕事の楽しさを感じやすいと思います。
自分のペースで自由に成長し、新しい挑戦に積極的に取り組んでいきたいと思っている方、ぜひ一緒に働きませんか?
――ありがとうございました!
(取材・編集・文=広報室 尹)
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