
社員インタビュー
社員インタビュー
拠点を越えた働き方をまるごと公開!「人をつくるアルサーガ。」第132回は、アルサーガ福岡支社のベテランエンジニア富岡さんと、東京本社のバックエンドエンジニア藤本さんによる、東京と福岡をつなぐ特別対談をお届けします。
現在二人は、大手製造業企業の自社製品開発プロジェクトに参画し、大型の自社パッケージシステムの開発と運用を担当。富岡さんは福岡から、藤本さんは東京からと拠点は異なりますが、物理的な距離を越えた密なコミュニケーションを通じて、深い信頼関係を築き、プロジェクトを推進しています。プロジェクト初期には富岡さんが東京に滞在して関係を強固にし、今も福岡と東京を行き来しながら、両拠点間の活発な連携を続けている点が特徴です。
今回は、離れた拠点にいながら強みを掛け合わせて挑戦を続ける二人の「距離を越える仕事術」と、「人の良さと助け合いの文化」が根付く福岡支社、そして「最先端技術への高いアンテナを持つ」東京本社といった各拠点からみたアルサーガの魅力、そして今後の展望に迫ります。
目次
―― まずはお二人の経歴と、アルサーガ入社のきっかけを教えてください。
富岡さん:
新卒でシステム開発会社に入社して以来、25年間エンジニアとして開発からマネジメントまで幅広く経験してきました。それでもどこか「もっと挑戦したい」という思いが残っていたんです。
そんな時、福岡支社で働いていた知人から「アルサーガで一緒にやろう」と声をかけてもらいました。話を聞くうちに、ここはただのシステム開発会社ではなく、“未来をつくる面白さ”があると強く感じました。なにより、楽しそうにアルサーガのことを語る姿に背中を押されました。そして今、その直感は間違っていなかったと実感しています。
藤本さん:
私はバックエンドエンジニアとしてアルサーガに入社しました。入社前は秋田県で中学校の美術教師をしており、IT業界とは無縁の世界にいました。しかし、以前からプログラミングに興味があり、学びたいという思いが強くなったため、思い切って挑戦することに決めたんです。
数ある企業の中でアルサーガを選んだのは、代表の泰明さんが掲げる「国産」という言葉に強く惹かれたからです。日本の技術や文化を世界に届けたいという会社の想いと、元美術教師としてサブカルチャーを盛り上げたいという自分の想いが重なった瞬間、ここでなら自分らしく挑戦できると直感しました。
――現在取り組んでいるプロジェクトについて教えてください。
富岡さん:
現在は、大手製造業の自社製品開発支援プロジェクトに携わっています。システムを使ったユーザーの利用手順を簡略化するシステムの改修や、法改正に伴う変更など、開発だけでなく使いやすさの向上も意識しながら、お客様に寄り添った形で進めています。
藤本さん:
私はこのプロジェクトで運用業務をメインに担当しています。お客様からの設定値変更や、データベースを操作して社内外の連携をスムーズにする作業を行っています。また、開発チームがつくったリリース物をまとめて本番環境に反映するなど、多岐にわたる業務を通じて、システム全体の運用と改善に関わっています。
――非常に専門性の高いシステムを支えているのですね。東京と福岡という離れた場所で働いていますが、そうした物理的な距離がある中で、お二人は具体的にはどのように連携していますか?
藤本さん:
東京と福岡という距離を越えてスムーズに連携できているのは、仕組みやツール以上に、プロジェクト初期に築いた信頼関係が今の基盤になっていると感じています。
プロジェクトが始まった当初、富岡さんは福岡から東京に数ヶ月滞在し、ほぼ毎日私と隣で仕事をしていました。顔を突き合わせながら課題に取り組んだあの時間があったからこそ、今も変わらない強い信頼関係を築けたのだと思います。
今でもその姿勢は変わらず、富岡さんは定期的に福岡から東京へ出張し、直接会って話す時間を大切にしています。普段のやり取りはSlackやチャットが中心ですが、まるで隣の席にいるような「ラフで自然体なコミュニケーション」ができています。クライアントとの朝会で状況を共有しつつ、必要な時にすぐ相談できる環境が整っているのも心強いです。
その環境のおかげで、私は運用に関する技術判断や開発タスクの進め方などで迷った時、すぐに富岡さんに相談しています。どんな質問にも丁寧に応えてくれるので、安心して業務に取り組めています。
富岡さん:
藤本くんの強みは、指示以上のものを必ず返してくれること。正確さはもちろん、自分なりに考えた工夫も入っていて、「任せてよかった」と毎回思わせてくれます。それに、迷ったらすぐ相談してくれるので、東京から遠隔でも信頼して任せられます。
それに、藤本くんが言ってくれたように、やはりプロジェクト初期に一緒に顔を合わせて仕事をした時間が大きかったですね。あの数ヶ月で「お互いどう考え、どう動くか」を理解できたからこそ、今は離れていても自然に連携できているのだと思います。
――お二人の信頼関係が画面越しにも伝わってきます。遠隔で働く中で、特に意識していることはありますか?
藤本さん:
プロジェクトチームが開発タスクと運用タスクに分かれているため、忙しい時期は情報共有の粒度が粗くなりがちです。しかし、だからこそ、報告・連絡・相談を欠かさないようにしています。情報共有を丁寧に行うことが、距離を感じさせない秘訣だと思います。
富岡さん:
そうですね。結局、リモートでも対面でも「信頼」が一番大事なんです。藤本くんがしっかり相談・報告してくれるので、私から課題を感じることは全くありません。彼のプロ意識には本当に助けられています。
――その強い信頼関係が、遠隔地でのスムーズな連携を可能にしているのですね!日々の密なコミュニケーションが、お二人の間だけでなく、チーム全体の生産性にも大きく貢献していることが強く伝わってきました。
――各拠点の魅力についても教えてください。
藤本さん:
東京本社の魅力は、やはり代表でありCTOの泰明さんのトレンド技術に対するアンテナの高さだと思います。生成AIなど課題の多い分野にも積極的に取り組んでいて、常に「次の技術」を会社に取り入れていく姿勢が刺激的です。
さらに、AI・データ・コンサルといった領域に強みを持つスペシャリストが揃っていて、最先端の知見を直接吸収できる環境があります。そうした人たちと日常的に議論しながら仕事ができることは魅力ですし、エンジニアとしても大きな成長につながっていると感じています。
富岡さん:
福岡支社は「人の温かさ」が最大の魅力です。困っている人がいれば「みんなでやろう」とすぐに協力体制が生まれますし、納品準備や急なプロジェクト内の対応など、作業が発生した場合は、福岡支社長の吉冨さんも率先して一緒にやろうとしてくれるんです。私にとっては、「25年のキャリアの中で最高の雰囲気」だと言えるほどの環境です。
エンジニアは一人で黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、福岡支社では輪読会で積極的に情報共有をしたり、運動会を開催したり(笑)と、ポジティブに活動できる人が多いのも特徴です。技術面でも、NEXT.jsのようなモダンな言語を積極的に案件に採用し、技術好きのメンバーが勉強会を開いて情報共有を活発に行っています。
――吉冨さんも一緒に手伝ってくれるんですね!まさに「人をつくるアルサーガ。」を体現しているような文化です。藤本さんから見て、福岡支社にはどのような魅力を感じますか?
藤本さん:
福岡の開発チームはSlackでの日報が丁寧で、それをきっかけに活発な議論が生まれるなど、コミュニケーションの質の高さを感じます。リーダー陣も新しい技術を積極的に取り入れていて、組織全体が挑戦を楽しんでいる雰囲気がありますね。互いに学び合う文化が根づいているので、ポテンシャル採用で入社したメンバーでも、自然と成長できる環境だと感じています。
――富岡さんは、そのような福岡支社の強みを今後どのように活かしていきたいと考えていますか?
富岡さん:
すでに採用活動において、福岡支社の「人の良さ」や「働きやすさ」といった魅力を積極的に発信しています。カジュアル面談でもこの魅力が伝わっているようで、多くの応募者が福岡支社に興味を持ってくれています。メンバーそれぞれの経験や絆が、アルサーガ全体の成長に繋がっていると感じていますね。
――素晴らしいですね!最後に、福岡支社で働きたいと考えているエンジニアへメッセージをお願いします!
富岡さん:
技術力で挑戦したいエンジニアはもちろん、未経験からIT業界に挑戦したい方も大歓迎です。私を含め、経験豊富なメンバーがしっかりサポートするので、恐れずに様々な経験を積んでほしいです。福岡には安心して成長できる環境が整っていますし、東京本社にはAI・データ・コンサルなどの領域に強いメンバーが揃っており、日々のやり取りの中で刺激を受けながら視野を広げることもできます。福岡と東京、両方の拠点の魅力を活かしながら、一緒にアルサーガの未来をつくっていきましょう!
――ありがとうございました!
【福岡支社長 吉冨さんからのメッセージ】
メンバーにはよく「まずは思ったことを声にしてほしい」と伝えています。意見を交換するということはどちらが正しいということを決めることではなく、お互いの考えを確認する側面もあります。声にすることでお互いの理解が深まり、チームとしての強さにつながります。
システム開発は一人だけの力ではできません。仲間と協力してひとつのものをつくりあげる、各自が自分の役割を果たすことで初めて大きな成果が生まれます。そうした考え方が、福岡支社のオープンで活発なコミュニケーションを生み出しているのだと思います。
福岡支社は、挑戦を恐れずに意見を言える場所です。自分の成長をチームの力に変えていきたい、そんな想いを持つ方と一緒に働ける日を楽しみにしています。
(取材・編集・文=広報室 宮崎)
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