社員インタビュー
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Firebaseとはアプリ開発において、サーバーサイドで必要な機能を提供している、Googleが提供しているBaaS(Backend as a Service)、mBaaS(Mobile Backend as a Service)です。
サーバーサイド開発で必要な、構築、リリース/モニタリングのほか、各種数値の分析が可能です。さらに「エンゲージメント」では、アプリ管理者からアプリの利用者に対してA/Bテスト、プッシュ通知、キャンペーン情報を発信するためのプロモーション施策を、わかりやすい管理画面から実行することが可能です。基本的にGoogleアカウントごとに権限が付与されます。

ダッシュボードでは、そのサービスにまつわる負荷状況、またGoogle Analyticsと連携することで、KPIの達成状況を確認することもできます。
実際のアプリ開発の現場では、開発会社が構築、リリース、モニタリングまでを担当し、クライアントのマーケティング担当者が分析とエンゲージメントを見ることがあります。
つまりFirebaseは、開発者と、マーケターが1つの画面から、アプリの開発と運用を共有することができるサービスです。
また料金面でも従量課金制で利用でき、無料枠も設けられているため、手軽に利用をはじめられるというメリットがあります。
Cloud FirestoreやRealtime DatabaseなどのNoSQLサービスを使用することで、比較的簡単にデータ通信の必要なアプリを作ることができます。
そのため、スタートアップ企業の初期開発や、PoC(概念実証)など比較的小規模にはじめるネイティブアプリ開発・フロントエンド(SPA開発)と相性良く使えるケースが多いです。
さらに、面接用のポートフォリオや個人開発でもよく使われています。
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GCP
◆執筆・監修:
アルサーガパートナーズ株式会社 DX技術用語集制作チーム App Div.