大手人材サービス業:社内問い合わせ工数を削減。 生成AIチャットボット導入で、検索満足度約80%を実現した「伴走型」開発

支援内容
生成AI活用コンサルティング / AIチャットボット開発 / UI・UX改善
概要
社内に散在する営業資料やナレッジの検索効率化を目指し、全社員が利用するチャットツール上で動作する「生成AIアシスタント」を開発しました。
当初の課題であった回答精度の壁を、ユーザー視点に立ったUI改善と密なコミュニケーションで克服。結果として検索満足度80%弱を達成し、営業部門の業務効率化とサービス品質の向上に貢献しました。
| 業種 | |
| 提供内容 |
社内業務改善AIチャットボット開発/アジャイル開発支援 |
| 主要技術 | 生成AI (LLM) / RAG / 社内チャットツール連携API |
| プロジェクト期間 | 約6ヶ月〜(継続的な機能改善・運用支援含む) |

導入前の課題
- 課題1:営業部門における情報検索の非効率
営業担当と営業支援部門が分かれており、提案書や分析資料などのナレッジが社内の様々な場所(ファイルサーバー、ナレッジ共有ツール等)に散在。必要な情報に辿り着くまでに多大な時間を要していました。
- 課題2:ITリテラシーに依存しないツールの必要性
多忙な営業社員が新たなツールを覚える負荷を避け、日常的に全社員が使用している「社内チャットツール」内で完結する仕組みが求められていました。
- 課題3:回答精度の限界と利用率の低迷リスク
PoC段階ではAIの回答精度が伸び悩み、ユーザーからの低評価(Bad)が約7割に達する場面も。「使えない」と判断されればプロジェクトが頓挫する危機感がありました。
課題に対するアルサーガパートナーズの対応
- 施策1:現場に寄り添う「提案型」の要件定義
単に指示されたコードを書くのではなく、ITに詳しくない現場担当者様と同じ目線に立ち、「何を解決したいか」から議論。技術的な実現可能性と現場の要望をすり合わせ、チャットツール上で最適な体験を設計しました。
- 施策2:UI改善による「見つけやすさ」の向上
AIの回答精度自体には限界がある中、「1つの正解」ではなく「選択肢(検索候補)」を多く提示するUIへ転換(Google検索の思想を参考)。「3件」から「9件」へ表示数を増やすなどの工夫により、ユーザーが求める情報へ到達できる確率を飛躍的に高めました。
- 施策3:ワンチームでの継続的な改善サイクル
開発チームがお客様の「チームの一員」として深く入り込み、毎月課題を洗い出して翌月に改善を実行。気軽な雑談や相談ができる信頼関係を構築し、心理的ハードルのないスムーズなプロジェクト運営を実現しました。
成果

成果1:検索に対する「求める回答が得られた」割合が80%弱まで向上。
営業担当者が資料探しにかける時間を大幅に短縮し、本来の営業活動や顧客対応に注力できる時間を創出しました。
成果2:伴走支援による信頼関係の構築
「システム開発」の枠を超え、担当者様と二人三脚で課題解決に取り組む体制が確立。現場からのフィードバックを即座にUIへ反映させるスピード感が評価され、社内システムでありながら高いユーザー満足度を獲得しています。
アルサーガパートナーズは、社内業務効率化やDX推進においても、戦略立案から実装・定着支援までをワンストップで対応できます。実際の対応事例も含めお伝えさせていただきますので、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
(文・編集 = 広報室 渡邉)